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J-GLOBAL ID:201702273869204451   整理番号:17A0568147

建築冷房負荷と冷房エネルギー消費を減らすための各種自然冷却源利用の可能性

Potential of Utilizing Different Natural Cooling Sources to Reduce the Building Cooling Load and Cooling Energy Consumption: A Case Study in Urumqi
著者 (2件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: U7016A  ISSN: 1996-1073  CODEN: ENERGA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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一般的に中央アジアは日射が強く各種自然冷却源がある代表的な地域である。建築外被からの熱ゲインは,そこの冷却負荷の大部分を占める。したがって,パイプ内蔵外被が冷房に自然エネルギー利用の半アクティブシステムとして注目されている。本研究では,Urumqiで利用するパイプ内蔵外被の性能を数値的に調べた。蒸発冷房と地中熱交換器GSHEに関する省エネルギー潜在力を一夏にわたって評価した。その結果,内蔵パイプは窓を通る太陽熱ゲインの80%を減らせ,有効率が約60%であると分かった。空気キャビティが冷却されるので,内部窓よりむしろ外部窓を断熱するべきである。パイプ内蔵壁については,それが放射冷却パネルになって部屋の熱を吸収し,有効率が約83%となる。パイプ内蔵外被を持つ代表的な事務所では,季節内冷房エネルギーが25~50%減る。自然冷房を採用するので,壁対窓比が大きい事務所は好ましい。GSHEは選んだ熱源の中で性能が最良である。蒸発冷房の有効性も満足でき,エネルギー節約率が27%である。全体的に,パイプ内蔵システムはUrumqiのような気候地域には適している。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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冷房  ,  壁 

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