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J-GLOBAL ID：201702273935832745   整理番号：17A1304537

新たな製品開発のアプローチ 材料・プロセス選定のためのAshby法と機械設計 第11回 材料・プロセス選定と機械設計の実用問題:その2~フライパンの設計(2):伝熱現象の理解~

著者 (3件)： 大富浩一 (東大 大学院工学系研究科) ,  山崎美稀 (日立 機械イノベーションセ) ,  福江高志 (岩手大 理工)
資料名： 機械設計  (Machine Design)
巻： 61  号： 12  ページ： 92-95  発行年： 2017年11月01日 
JST資料番号： G0863A  ISSN： 0387-1045  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： フライパンを設計するための問題設定は,フライパンを使用する人によって異なってくるが,ここでは,”早く,均一に熱くなり,そして軽い”を目標とする。今回はフライパンの最重要課題である「伝熱現象」に関して,その現象を理解するとともに,これを解くいくつかの手段について紹介する。たとえば,直列構成の熱抵抗の場合,熱抵抗が最も大きい部位で全体の熱抵抗が決まるので,アルミニウムを厚く取り,ステンレスあるいはチタンを薄い肉厚にすれば,熱伝導率と強度を同時に確保しながら軽量化が図れ,“早く熱くなり,軽い”フライパンの検討は可能だが,“均一に熱くする”ためには,熱拡散を考慮した非定常現象を表現する必要がある。ここでは,また,フライパンの材料属性として重要な熱伝導率の温度依存性についても触れる。

シソーラス用語： 製品開発 ,  選択 ,  工程 ,  *機械設計 ,  *調理器具 ,  *伝熱 ,  *熱伝導率 ,  温度依存性 ,  *接触熱抵抗 ,  分布 ,  *熱回路網 ,  面積 ,  熱拡散 ,  回路解析
準シソーラス用語： 材料選定 ,  プロセス選定 ,  *フライパン ,  厚み分布 ,  伝熱面積

分類 (2件)： 熱伝導  (PA02020Z) ,  日用品・雑貨工業一般  (ZB01000J)

タイトルに関連する用語 (9件)： 開発 ,  プロセス ,  選定 ,  機械設計 ,  フライパン ,  設計 ,  伝熱 ,  現象 ,  理解