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J-GLOBAL ID:201702273969709020   整理番号:17A1459639

血清カリウム濃度に対する低体温の影響:系統的レビュー【Powered by NICT】

The impact of hypothermia on serum potassium concentration: A systematic review
著者 (8件):
資料名:
巻: 118  ページ: 35-42  発行年: 2017年 
JST資料番号: A1252A  ISSN: 0300-9572  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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血液カリウムは低体温心停止におけるトリアージのために使用される主な予後バイオマーカーである。本レビューの目的は,血中カリウムレベルに対する低体温の影響を評価し,基本的な病態生理学的理論を比較することであった。Medline電子データベースは1970年1月から2016年12月に出版された論文のPubMedを介して探索した。探索戦略は,低体温とカリウムレベルに関連した研究を含んでいた。臨床研究および実験的研究に関連した文献をレビューした。レビューに含まれた50の研究のうち,39(78%)は低体温発症に血中カリウムレベルの減少を報告した。低体温低カリウム血症は実際の正味損失よりもむしろ細胞内シフトと関連している。細胞内シフトは超低体温中のNa~+ATPアーゼの機能増強,β-アドレナリン刺激,pH及び膜安定化のような種々の因子によって引き起こされる。対照的に,低体温は細胞死の不可逆状態の指標である高カリウム血症を伴う重症外傷の悪化因子として作用することができる。低体温時の血中カリウムレベルの増加は低温での酵素機能の欠如に起因する可能性があると能動輸送を阻害した。低体温はカリウム濃度の初期減少を引き起こすが,低体温心停止の最終段階は,細胞溶解と最終脱分極による高カリウム血症を誘導することができる。より良い理解は,偶発性低体温時のカリウムレベルの生理病理学は体外心肺蘇生としてこのような攻撃的な蘇生治療から利点を得られる患者のより良好な選定に決定的に重要である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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疫学  ,  産業衛生,産業災害 
タイトルに関連する用語 (3件):
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