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J-GLOBAL ID：201702273999452376   整理番号：17A1419265

アンギオテンシンII(AngII)に応答した飲料における性差:体重の影響【Powered by NICT】

Sex differences in the drinking response to angiotensin II (AngII): Effect of body weight

著者 (3件)： Santollo Jessica (Department of Biology, University of Kentucky, Lexington, KY 40506, USA) ,  Torregrossa Ann-Marie (Behavioral Neuroscience Program, Department of Psychology, The State University of New York at Buffalo, Buffalo, NY 14260, USA) ,  Daniels Derek (Behavioral Neuroscience Program, Department of Psychology, The State University of New York at Buffalo, Buffalo, NY 14260, USA)
資料名： Hormones and Behavior  (Hormones and Behavior)
巻： 93  ページ： 128-136  発行年： 2017年 
JST資料番号： T0237A  ISSN： 0018-506X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アンギオテンシンII(AngII)により刺激された水分摂取における性差が報告されているが,差の方向は一致していない。これらの矛盾を解決するために,AngIIを与えられた雄および雌ラットによる水摂取を測定した。雄は雌よりも飲んだが,摂取量は体重に正規化した場合,性差は逆転した。重量整合男性と女性が,摂取量では差がなかった。線形混合モデル解析を用いて,著者らは摂取は体重,性別,AngII投与により影響されることを見出した。線形回帰を用いてこれらの効果を解明した。回帰係数の比較から,高用量AngIIで性と量の差を明らかにした。特に,100ng AngII後,体重は雄における摂取,雌ではなくの予測因子であった。,雄におけるAngII誘導摂取量の違いを試験し,雌は水と生理食塩水を飲むことを可能にした。再び,雄は雌よりも多くの水を飲んだが,雌は生理食塩水に対するより強い嗜好性を示した。飲料微細構造分析は,これらの差異は雌による摂食後信号とよりボトルスイッチにより仲介されたことを示唆した。最後に,雄性及び雌性の脳におけるレニン-アンギオテンシン系の成分の発現の差を調べ,別々の脳領域におけるいくつかの遺伝子の性差を見出した。これらの結果は,摂食行動に重要な性差を理解するのを助ける,ベースライン性差を理解し,特に生物医学研究における性バランスに新しいNIHイニシアチブのために更なる研究の必要性を強調するために新しい情報を提供する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *性差 ,  嗜好性 ,  *体重 ,  遺伝子 ,  男性 ,  *アンギオテンシンII ,  微細構造 ,  摂水 ,  女性 ,  *飲料 ,  レニン・アンギオテンシン系
準シソーラス用語： 生理食塩水 ,  予測因子 ,  高用量 ,  摂取量 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 水摂取 ,  生理食塩水摂取 ,  発情周期 ,  AT1R

分類 (2件)： 生理活性ペプチド  (EB08100U) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (5件)： アンギオテンシンII ,  応答 ,  飲料 ,  性差 ,  体重