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J-GLOBAL ID:201702274018856428   整理番号:17A0986721

軽度低体温下での抗体Fcグリコシル化を決定する細胞内プロセスのモデルベース研究【Powered by NICT】

Model-based investigation of intracellular processes determining antibody Fc-glycosylation under mild hypothermia
著者 (9件):
資料名:
巻: 114  号:ページ: 1570-1582  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0019A  ISSN: 0006-3592  CODEN: BIBIAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ほ乳類細胞培養中のモノクローナル抗体(mAb)生産性(q_mAb)に対する軽度低体温条件の正の影響にもかかわらず,mAb Fcグリコシル化に及ぼす減少した培養温度とグリカン組成の変化の背後にある機構の影響は十分には確立されていない。軽度低体温下での動的細胞内過程の調節についての知識の欠如は,バイオプロセス最適化を制限している。この問題に対処するために,軽度低体温の導入前と後のチャイニーズハムスター卵巣(CHO)細胞の挙動と代謝,mAb合成とモノクローナル抗体N-結合グリコシル化プロファイルを定量的に記述する数学モデルを構築した。本研究からの結果は,モデルが上述のすべての側面の,軽度低体温下で生産されたmAbのN結合グリコシル化プロファイルを含む実験結果をよく表すことができることを示した。最も重要なことは,異なる培養温度のモデルシミュレーション結果の間の比較は,安定したCHOトランスフェクタントにおける生理的および軽度低体温条件間のFcグリカンプロファイルの変動を決定する重要な要因であることをヌクレオチド糖ドナー生産とガラクトシルトランスフェラーゼ(GalT)発現の減少速度を示唆している。GalT発現レベルの実験的測定を用いて確認し,実験と計算機システムの間のループを閉じることである。温和な低体温条件下でのCHO細胞代謝内のボトルネックの同定は,NSD生産を改善するための摂食戦略を調整,または細胞株工学による特異的グリコシルトランスフェラーゼの発現を操作することによって,例えば,バイオプロセスの最適化を助けるであろう。Biotechnol.Bioeng。2017;114:1570 1582 2016著者である。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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抗原・抗体・補体の生産と応用 

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