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J-GLOBAL ID：201702274041474252   整理番号：17A1536383

T,P,およびHクラスレートケージにおける二臭素のゲスト-ホスト相互作用の性質

Nature of the guest-host interactions for dibromine in the T, P, and H clathrate cages

著者 (4件)： Batista-Romero Fidel A. (Centro de Investigaciones Quimicas, IICBA, Universidad Autonoma del Estado de Morelos, Av. Universidad 1001, Cuernavaca 62209, Morelos, Mexico) ,  Pajon-Suarez Pedro (Instituto Superior de Tecnologias y Ciencias Aplicadas (InSTEC), Habana 6163, Cuba) ,  Roncero Octavio (Instituto de Fisica Fundamental (IFF-CSIC), C.S.I.C., Serrano 123, 28006 Madrid, Madrid, Spain) ,  Hernandez-Lamoneda Ramon (Centro de Investigaciones Quimicas, IICBA, Universidad Autonoma del Estado de Morelos, Av. Universidad 1001, Cuernavaca 62209, Morelos, Mexico)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 147  号： 15  ページ： 154301-154301-9  発行年： 2017年10月21日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： テトラカイ十面体(T),ペンタカイ十面体(P),およびヘクサカイ十面体(H)クラスレートケージにおけるBr₂の基底状態のゲスト-ホスト分子間ポテンシャルを,第1原理局所相関法を用いて計算した。局所相関エネルギー分割分析と1次対称適応摂動理論を適用して,相互作用の性質の詳細な理解を得た。特に,ハロゲン結合(XB)の存在の可能性に関する議論された質問を注意深く分析した。Tケージの場合,小さいサイズが与えられると,Br-O距離は短すぎて,XB方向に対して大きな交換反発をもたらし,したがって最小値を表さない。他の2つのケージでは,Br-O距離が大きすぎるため軌道の重なりの影響が小さくなり,ドナーとアクセプタの相互作用が弱くなるが,この方向は全体最小値と一致する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *包接化合物 ,  計算 ,  化学結合 ,  ドナー ,  アクセプタ ,  摂動論 ,  臭素 ,  酸素 ,  分子間ポテンシャル
準シソーラス用語： *クラスレート化合物 ,  第一原理計算 ,  ハロゲン結合 ,  摂動理論

分類 (2件)： 分子化合物の結晶構造  (BK09050T) ,  分子化合物  (CE02000C)

タイトルに関連する用語 (3件)： 臭素 ,  相互作用 ,  性質