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J-GLOBAL ID:201702274042765310   整理番号:17A1175372

分子クローニング,Brugia malayiホスホグリセリン酸キナーゼの精製と特性化【Powered by NICT】

Molecular cloning, purification and characterization of Brugia malayi phosphoglycerate kinase
著者 (4件):
資料名:
巻: 132  ページ: 152-163  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0282A  ISSN: 1046-5928  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ホスホグリセリン酸キナーゼ(PGK)は多くの寄生虫に存在する解糖系酵素である。は薬物とワクチン開発のための候補分子として報告されている。本研究では,1.3kbのオープンリーディングフレームを持つマレー糸状虫(Brugia malayi)3-ホスホグリセリン酸キナーゼ(BmPGK)をコードする全長c DNAを分離し,PCRを増幅し,クローニングした。BmPGKのORFの正確なサイズは1377bpsである。BmPGK遺伝子はpET-28a(+)発現ベクターにサブクローニングし,発現した酵素はアフィニティーカラムで精製し,特性化した。SDS-PAGE分析は,~45kDaと組換えBrugia malayi3-ホスホグリセリン酸キナーゼ(rBmPGK)の天然分子量を明らかにした。酵素は温度およびpHに敏感であることが分った,25°CおよびpH=8.5で最大活性を示した。PGAとATPに対するK_値は1.77及び0.967mMであった。PGK阻害剤,クロルスロンと抗フィラリア薬はアルベンダゾールとイベルメクチンは酵素を阻害した。クロルスロン,PGKの特異的阻害剤は酵素を阻害したK_値は1.88μMと競合。アルベンダゾールもPGKを競合的に阻害し,値は35.39μMであった。さらにこれらの阻害研究は,酵素と薬物のドッキングおよび分子シミュレーションにより確認した。クロルスロンはグルタミン37と同様にADP結合部位でのアスパラギン酸385とバリン387のヒンジ領域における基質結合部位と相互作用した。一方アルベンダゾールはアスパラギン335残基と相互作用した。これらの効果は,結合相互作用と良く関連した。このように本研究では,この新規薬物標的のための効果的な阻害剤の設計と合成を助け,強力な駆虫薬との相互作用のモードを理解する可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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酵素一般  ,  遺伝子操作 
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