文献
J-GLOBAL ID:201702274055526956   整理番号:17A0499081

癌-免疫相互作用ネットワークランドスケープからの最適抗癌標的の同定

Identifying the optimal anticancer targets from the landscape of a cancer-immunity interaction network
著者 (1件):
資料名:
巻: 19  号: 11  ページ: 7642-7651  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0271C  ISSN: 1463-9076  CODEN: PPCPFQ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
腫瘍細胞を標的免疫細胞で攻撃する癌免疫療法は,最近,癌治療の有望な方法として提案されている。しかしながら,本方法の適用が成功するためには,癌細胞と免疫細胞間の固有の相互作用の深い理解を保証することが必要である。特に,免疫療法の機構については未解明に留まっている。本研究で,癌細胞と幾つかの代表的免疫細胞間の相互作用を合体して,癌-免疫相互作用ネットワークを構築し,癌-免疫ネットワークの可能なランドスケープを解明した。癌状態,免疫状態およびハイブリッド状態を示す3種類のアトラクタがランドスケープ上に浮上し,これらは,免疫編集理論中における,各々逃避,削除および平衡相に対応できた。転移動作の計算およびこれら2種類のアトラクタ間の最小動作経路(MAP)を同定することにより,癌状態と免疫状態間の転移過程を定量化した。高次元系で直接計算した転移動作は,ランドスケープの障壁高さと相関し,系の動力学に対するさらに詳細な記述が提供できた。癌状態から免疫状態への転移動作の最適化から,抗癌標的の幾つかの最適組合せを同定した。ランドスケープと転移動作の最適化の組合せから,確率論的動力学の研究および癌-免疫相互作用に対する標的の最適組合せの同定に関するフレームワークが提供され,他の細胞情報伝達ネットワークあるいは遺伝子規則性ネットワークに適用可能であった。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫よう免疫  ,  腫ようの免疫療法  ,  計算機シミュレーション  ,  細胞生理一般 

前のページに戻る