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J-GLOBAL ID：201702274100731898   整理番号：17A0823056

土壌および浮遊土砂中の生物利用可能リンの定量化のための超音波処理

Ultrasonic treatment for quantification of bioavailable phosphorus in soils and suspended sediments

著者 (3件)： NGUYEN Minh Ngoc (Toyohashi Univ. Technol., Aichi, JPN) ,  INOUE Takanobu (Toyohashi Univ. Technol., Aichi, JPN) ,  YOKOTA Kuriko (Toyohashi Univ. Technol., Aichi, JPN)
資料名： Water Science & Technology: Water Supply  (Water Science & Technology: Water Supply)
巻： 16  号： 6  ページ： 1745-1752  発行年： 2016年 
JST資料番号： H0933B  ISSN： 1606-9749  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,農業土壌および浮遊土砂からの生物利用可能リン(BAP)の抽出のための超音波処理の適合性を調べた。抽出剤として蒸溜水およびNaOHを用いる,超音波処理にとっての最適条件を決定した:NaOHはより高比率の全リン(TP)を抽出した。標準機械振動法を使用するBAP抽出のための17時間と比較して,本研究で提案した技術的に簡単な手法はほんの1分間に過ぎない抽出時間を可能としている。新しい手法における土壌対抽出剤の比率もまた低く,1mg mL^-1である。0.1molL^-1 NaOHを用いる超音波処理を使用して得られたBAP値は標準法を使用して得られた値に似ている(r=0.97)。これらの成果は,新しい方法が土壌や河川堆積物のBAPを定量化するための有望な代替手段を提供することを示唆している。

シソーラス用語： *リン ,  抽出 ,  水酸化ナトリウム ,  *処理 ,  *流送土砂 ,  *土壌 ,  抽剤 ,  蒸留水 ,  河成堆積物
準シソーラス用語： *生物利用可能リン ,  粒状リン ,  *超音波処理 ,  *浮遊土砂 ,  *農業土壌 ,  抽出剤 ,  全リン ,  河川堆積物

分類 (3件)： 土壌化学  (FB04040C) ,  土壌調査  (FB04080U) ,  膜流,液滴,気泡,キャビテーション  (BC02070U)

タイトルに関連する用語 (6件)： 土壌 ,  浮遊土砂 ,  生物 ,  リン ,  定量化 ,  音波処理