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J-GLOBAL ID:201702274121343483   整理番号:17A1499176

新しいグリーン固相抽出器としてのin situ合成されたゼイン生体高分子ナノ粒子を用いた環境試料中の亜硝酸イオンの痕跡分析【Powered by NICT】

Trace analysis of nitrite ions in environmental samples by using in-situ synthesized Zein biopolymeric nanoparticles as the novel green solid phase extractor
著者 (6件):
資料名:
巻: 176  ページ: 156-164  発行年: 2018年 
JST資料番号: E0324A  ISSN: 0039-9140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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初めて,グリーン分散固相抽出剤としてゼイン生体高分子ナノ粒子を用いた新しいグリーンな方法は,ppbレベルの痕跡量亜硝酸塩(NO_2~ )イオンの分離と予備濃縮のための報告されている。ゼイン蛋白質はトウモロコシから得られる生分解性疎水性植物蛋白質であり,多くの疎水性アミノ酸から構成される。ゼインバイオナノ粒子を,反溶媒プロセスで合成し,抽出法における新しいバイオ吸着剤として使用した。提案手法では,最初に標準法を用いて,選択的試薬として1-ナフチルアミンとスルファニル酸の混合物を試料に添加し,亜硝酸イオンの存在下で,赤色アゾ生成物が形成された。その後,エタノールゼイン溶液(15mgに等しい)は,試料,反溶媒プロセスに基づくに迅速に注入した。ゼインバイオナノ粒子(BNPs)を生成し,吸着した色生成物を遠心分離によって分離し,最終的に試料を分光光度法で分析した。pH,緩衝液と量緩衝液の,吸着剤の量及び抽出に及ぼす時間の効果のような種々の変数の影響を調べ,ゼインBNPsは,TEM,SEM,およびFT-IR法によって特性化した。新しい固相抽出剤としてゼインの主な利点は,この生体高分子は,非毒性,安定,広く利用可能な,生分解性,非常に疎水性であり,容易に作製することができることである。最適実験条件下で,線形相関係数(r~2)は,5.0 1000ng~( 1)の濃度範囲で0.9972であることが分かった。検出の限界は2.3ngmL~( 1)(0.05μM)であった。海水および河川水ならびに産業廃水試料の分析に成功裏に適用された。最後に,この方法は亜硝酸塩を分析するための米国EPA(米国環境保護庁)とWHO(世界保健機関)国際規格に従った。添加では,分散および正常固相抽出におけるグリーン生物吸着剤として分離科学における近い将来への適用性を保証するためにいくつかの利点がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抽出  ,  無機化合物の物理分析 

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