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J-GLOBAL ID:201702274137784914   整理番号:17A0482748

酸化鉄ナノ粒子の皮膚浸透に対する半固形剤型の影響

Impact of semi-solid formulations on skin penetration of iron oxide nanoparticles
著者 (11件):
資料名:
巻: 15  号: Feb  ページ: 15:14 (WEB ONLY)  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: U7030A  ISSN: 1477-3155  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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【背景】この研究の目的は,酸化鉄ナノ粒子(ION)の半固形剤型の選択に関して役立つ情報を提供することである。IONの物理的安定性を評価する適切な分析法とIONのヒト皮膚浸透に対する半固形調合剤の効果を検討した。5つの半固形調合剤(0.3%w/v),すなわち,カルボポールゲル(CP),ヒドロキシエチルセルロースゲル(HEC),カルボキシメチルセルロースゲル(CMC),セトマクロゴールクリーム(Cet),およびコールドクリームに調合したION(Dh=31±4nm;ζ=-65±5mV)の物理的安定性を,DLSと低磁場パルスNMRのデータを組み合わせることにより評価した。ヒト表皮または分離した角質層(SC)を使用して,IONのin vitroでの浸透を調べた。【結果】IONの可逆的,および不可逆的凝集物は,それぞれ,HECとCMCのみで観察された。透過型電子顕微鏡検査によって観察されたように,IONは優先的に細胞間経路を利用してSCを通り抜け大規模に拡散した。半固形製剤は,ION浸透に関して水性懸濁液とは異なる影響を与えた。Cetクリームは,最も高い浸透性と最も低い保持量を示した。他方,コールドクリームとCPは,皮膚膜に蓄積する傾向があった。【結論】基本的な皮膚の半固形調合剤は,IONの長期間物理的安定性を維持できれば,その浸透性に影響を及ぼすことなく,IONを投与するために使用できること,および,この性質は,一般的に用いられるDLSより,低磁場パルスNMR測定によってよりよく識別されることが示された。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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生物物理的研究法  ,  半固形製剤 
タイトルに関連する用語 (3件):
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