抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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日本政府におけるEBPM(Evidence-based Policymaking:証拠に基づく政策立案)推進への取組みについて紹介した。官民データ活用推進基本法に基づき策定された「世界最先端IT国家創造宣言・官民データ活用推進基本計画」では,2017(平成29)年5月に決定された「統計改革推進会議最終取りまとめ」を踏まえ,データ等の証拠に基づく政策立案,すなわちEBPMの推進が盛り込まれた。最終取りまとめでは,「EBPM推進体制の構築」,「GDP統計を軸にした経済統計の改善」,「ユーザーの視点に立った統計システムの再構築と利活用促進」,「報告者負担の軽減と統計業務・統計行政体制の見直し・業務効率化,基盤強化」の4点を大きな柱としている。本稿では,EBPM推進に係わる議論の経緯や概要,EBPM推進体制の構築,当面の取組み等について説明した。