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J-GLOBAL ID：201702274173198472   整理番号：17A0664152

ゼイン被膜の電気泳動堆積

Electrophoretic deposition of zein coatings

著者 (2件)： KAYA Seray (Univ. Erlangen-Nuremberg, Erlangen, DEU) ,  BOCCACCINI Aldo R. (Univ. Erlangen-Nuremberg, Erlangen, DEU)
資料名： Journal of Coatings Technology and Research  (Journal of Coatings Technology and Research)
巻： 14  号： 3  ページ： 683-689  発行年： 2017年05月 
JST資料番号： H0021C  ISSN： 1547-0091  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バイオポリマ,特にゼインは,原料としてのトウモロコシ由来のアルコール可溶性タンパク質であり,その生分解性,生体適合性,再生可能原料に由来するという事実のため,食品加工,生物医学,医薬用途に使用されている。これまでに,その生産性や機械的特性の改善のため,多くの研究がなされてきた。しかしながら,バイオポリマの被膜技術として有効な電気泳動(EPD)法に関する報告が見られない。そこで本研究では,様々な堆積電圧および時間を使用する電気泳動堆積(EPD)によって,316Lステンレス鋼基板上に,クラックフリー,良好に接着し透明なゼイン被膜の調製を試みた。そして,FTIRやSEMを用いて,得られたフィルムを調査した。その結果,1)得られた被膜は平滑な表面を示した。2)最高の収率は,電気泳動条件10V,10分で得られた。3)ここで開発されたEPD法は,生物医学的応用のために,ゼイン層による金属インプラントの表面改質のために有効であった。

シソーラス用語： *生体高分子 ,  *ゼイン ,  高分子 ,  天然材料 ,  トウモロコシ ,  *電気泳動堆積 ,  *医用素材 ,  *皮膜 ,  微生物分解性 ,  生体適合性 ,  再生資源 ,  生産性向上 ,  収率 ,  タンパク質 ,  *農業廃棄物 ,  赤外吸収スペクトル ,  FTIR分光法 ,  オーステナイト系ステンレス鋼 ,  走査電子顕微鏡
準シソーラス用語： FTIRスペクトル ,  *バイオポリマ ,  生分解性 ,  天然ポリマ

分類 (2件)： 医用素材  (GA05040H) ,  農業廃棄物の利用  (FB07050I)

タイトルに関連する用語 (3件)： ゼイン ,  被膜 ,  電気泳動堆積