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J-GLOBAL ID:201702274188220409   整理番号:17A1461847

潜熱貯蔵のための可能なPCMとしての低融点合金と混合したペンタエリトリトールの熱的および化学的安定性に関する実験的研究【Powered by NICT】

Experimental study on thermal and chemical stability of pentaerythritol blended with low melting alloy as possible PCM for latent heat storage
著者 (3件):
資料名:
巻: 88  ページ: 73-87  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0618A  ISSN: 0894-1777  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本論文では,熱エネルギー貯蔵用途に向けた新規有機固体Solid/Low融解合金複合材料PCMの性能に関する実験的研究を提示した。ポリアルコールはこれらの低い熱伝導率に起因する低い熱伝達特性を持つ固体-固体有機PCMsである。添加物を用いて,ポリアルコールの熱的性質を改善した。低融点を持つ金属およびその合金は従来の有機PCMsのものよりはるかに強い熱伝達容量を示した。低融点金属と合金は有機PCMの熱的性能を改善するための効果的な添加剤と考えることができる。しかし,熱伝達特性を高めるために用いる添加剤の存在は材料の熱的及び化学的分解をもたらす可能性がある。本実験研究では,ペンタエリスリトール(PE)の熱的及び化学的安定性に及ぼすBi,Sn,ZnとInの低融点合金(LMA)の添加の影響をTGA-DTA,DSCおよびFTIRのようなキャラクタリゼーション法を用いて調べた。のために,純粋なPEの熱サイクル,LMAの0.1%,0.5%と混合したPEを施行した。100熱サイクル後にLMAと混合したPEの特性化の結果は,純粋なPE試料と比較した。PCM試料の熱伝導率をレーザフラッシュ法を用いて研究した。は100回の熱サイクル後のPE,PE+0.1%のLMA,PE+0.5%のLMAの熱伝導率は3.21%,4.55%と10.08%減少することが分かった。LMAを添加したペンタエリトリトールの熱重量分析は,熱サイクルによる材料の熱挙動の顕著な変化を示した。試験結果は,純粋なPEにおける重量損失は100回の熱サイクルを受けるLMAと混合したPE試料の重量損失よりも低いことを明らかにした。FTIRの結果は,ペンタエリスリトールの新しい化学結合の形成を示さず,従ってLMAを添加したPE試料は,熱サイクル中に化学的に安定と考えることができる。DSCとDTAの結果は,それぞれ純粋なPE,PE+0.1%LMAとPE+0.5%のLMAの100回の熱サイクル後のエンタルピー値の減少の約6%,8%および15%を示した。実施した熱貯蔵/放出試験は,純PEと比較して,PE+0.1%LMAとPE+0.5%のLMAの全エネルギー貯蔵と放出に要する時間の14.64%と30.22%の減少を示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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対流・放射熱伝達 

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