抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:結核性胸膜炎患者の胸腔内注射によるウロキナーゼ治療の臨床効果を研究する。方法:臨床で88例の結核性胸膜炎患者を登録し、すべての患者を2群に分け、各44例であった。その中、44例の患者は通常の抗結核治療と胸腔内注射ウロキナーゼを観察群とし、ほかの44例の患者は通常の抗結核治療と胸腔内注射生理食塩水を対照群とし、両群患者の胸膜厚、抽液量、胸液吸収時間、合併症状況及び肺機能変化を観察した。【結果】治療前の対照群と観察群の胸膜厚さは,それぞれ(2.64±0.22)mmと(2.62±0.25)mmであり,対照群と比較して有意差は認められなかった(P>0.05)。治療後の観察群の胸膜厚さは(1.09±0.12)mmで、対照群の(1.63±0.18)mmより明らかに小さく、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。観察群の抽出液の量は(2284.58±325.71)mLで、対照群の(1928.66±316.87)mLより大きく、胸液吸収時間は(10.94±4.82)dで、対照群の(16.82±5.43)dより小さかった。統計的有意差が認められた(すべてP<0.05)。対照群、観察群の合併症の発生率はそれぞれ22.73%、11.36%で、観察群は明らかに低かった(P<0.05)。治療前の対照群におけるFEV1は(0.62±0.04)%で,FEV1/FVCは(0.61±0.03)%であった。観察群のFEV1は(0.63±0.02)%で,FEV1/FVCは(0.60±0.02)%で,2群間に有意差は認められなかった。治療後の観察群のFEV1は(0.86±0.02)%で、FEV1/FVCは(0.88±0.03)%で、対照群の(0.79±0.03)%、(0.76±0.02)%より明らかに優れていた(いずれもP<0.05)。結論:胸腔内にウロキナーゼを注射することは胸腔積液の快速吸収を促進し、胸腔癒着を減少させ、肺機能を改善し、結核性胸膜炎の治療効果に対して促進作用を発揮し、臨床応用と普及価値がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】