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J-GLOBAL ID：201702274271756254   整理番号：17A0918218

竹炭を利用した都市河川の水質改善に関する実験的検討

著者 (3件)： 高見徹 (明石工業高等専門学校 都市システム工学科) ,  神田佳一 (明石工業高等専門学校 都市システム工学科) ,  渡部守義 (明石工業高等専門学校 都市システム工学科)
資料名： 土木学会論文集 G(環境)(Web)  (環境工学研究論文集(Web))
巻： 72  号： 6  ページ： II_149-II_155(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： U0108A  ISSN： 2185-6648  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では竹炭による都市河川の水質改善効果を定量的に評価するため,加古川水系養田川の旧河道(公園内水路)における実証実験とともに竹炭の溶存態有機物の吸着性能を評価し,公園内水路における竹炭のBOD低減効果を見積もることを目的とした室内実験を行った.その結果,実証実験おいて竹炭によるSSとBODの低減効果が認められた.また,室内実験においてFreundlich型吸着等温線による竹炭のメチレンブルー吸着性能とBOD成分(グルコース)の除去効果を評価し,公園内水路のBODを低減するために必要な竹炭質量を見積もることができた.(著者抄録)

シソーラス用語： *活性炭 ,  固体燃料 ,  吸着剤 ,  竹類 ,  有機物 ,  BOD【水質】 ,  水質汚濁 ,  *都市河川 ,  浄水 ,  屋内試験 ,  吸着等温式
準シソーラス用語： *水質改善 ,  *竹炭 ,  溶存態有機物

著者キーワード (5件)： water purification ,  bamboo charcoal ,  river of urban region ,  adsorption isotherm ,  BOD

分類 (2件)： 河川工事  (RC12030X) ,  河川汚濁  (SB02020F)

引用文献 (12件)：

• 1) 池田愛,藤本浩輔,神田佳一:竹炭を用いた河川水の有機物除去に関する実験的研究, Journal of Japn Association for College of Technology, Vol. 18, No. 3, pp. 15-20, 2013.
• 2) 林野庁:荒廃竹林対策の強化(拡充),http://www.rinya.maff.go.jp/j/rinsei/hojojigyou/pdf/k8.pdf(2016年3月21日修得)
• 3) 柴田昌三:竹資源の新たな有効利用のための竹林施業, 森林科学, No. 58, pp. 15-19, 2010.
• 4) 神田沙英,シア・メイ・シェン,新免友里子,渡部守義:竹炭を用いた水質浄化材と爆破竹繊維を用いた建設材料のLCAに関する研究,明石工業高等専門学校研究紀要, Vol. 57, pp. 7-14, 2015.
• 5) 藤井隆夫・迫田章義:市販竹炭の吸着特性と細孔構造の推定,廃棄物学会論文誌,Vol. 19, No. 3, pp. 191-196, 2008.

タイトルに関連する用語 (4件)： 竹炭 ,  都市河川 ,  水質改善 ,  実験