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J-GLOBAL ID:201702274285561509   整理番号:17A0544679

食用で薬用植物のPrunella vulgaris(ウツボグサ属)はラットにおけるスコポラミン誘導性記憶障害を緩和する

Prunella vulgaris L., an Edible and Medicinal Plant, Attenuates Scopolamine-Induced Memory Impairment in Rats
著者 (7件):
資料名:
巻: 65  号:ページ: 291-300  発行年: 2017年01月18日 
JST資料番号: C0251A  ISSN: 0021-8561  CODEN: JAFCAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Prunella vulgaris(ウツボグサ属)は世界に広く分布する多年生ハーブであり,漢方薬としても知られる。ここでは,P.vulgarisの水抽出物のエチルアセタート画分(EtOAc-APV)は,in vitroでアセチルコリンエステラーゼ(AChE)を強く阻害することを見いだした。そして,スコポラミン誘導性老化ラットに及ぼすEtOAc-APVの効果を調べた。雄Wistarラットを用い,EtOAc-APV(100mg/kg)を3週間強制経口投与した。一方,ラットの行動試験開始の30分前に3日間,スコポラミン(1mg/kg)を腹腔内投与した。その結果,EtOAc-APVの投与は,スコポラミン誘導性脳の老化を緩和することがわかった。EtOAc-APVの投与は,行動遂行を改善し,脳細胞損傷を低減した。これはAChE活性とマロンジアルデヒド濃度の低下,ならびにスーパーオキシドジスムターゼとグルタチオンペルオキシダーゼ活性の増加と関連していた。また,EtOAc-APVの投与はNF-κBとGFAPの発現を減少させ,スコポラミン処理ラットにおける抗神経炎症作用が示された。P.vulgarisは抗認知症サプリメントとして期待される。
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
薬用植物  ,  植物の生化学  ,  その他の中枢神経系作用薬の基礎研究 

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