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J-GLOBAL ID：201702274303532139   整理番号：17A1279065

無秩序ナノリングにおけるコヒーレンス,局在と励起移動の動力学【Powered by NICT】

Dynamics of coherence, localization and excitation transfer in disordered nanorings

著者 (4件)： Somoza Alejandro D. (Division of Materials Science, Nanyang Technological University, 50 Nanyang Avenue, Singapore 639798, Singapore. [e-mail]) ,  Sun Ke-Wei ,  Molina Rafael A. ,  Zhao Yang
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 38  ページ： 25996-26013  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 自己組織化超分子凝集体は効率的な励起輸送デバイスの設計のための優れた候補である。植物と細菌において人工的に調製し,天然両光合成凝集体である励起輸送を妨げると考えられる障害の重要な程度を示した。加えて,分子励起は種々の方法で励起輸送に影響する核運動と共役する。紅色細菌のL H2系をモデルとしてフォノン浴の影響下での長距離相互作用をもつ無秩序ナノリングにおける励起子動力学の包括的研究を提示した。核運動はポーラロンのDavydov仮説記述を用いて考慮すると量子動力学は時間依存変分法を用いて得た。無秩序性に誘起された局在を抑制し,励起脱トラッピングを促進する最適励起子-フォノン結合を明らかにした。励起伝達促進,環境フォノンにより仲介される,逆平行双極子と長距離相互作用を持つ正確なLH2幾何構造により与えられる拡張,低エネルギー励起子へのエネルギー緩和に起因している。局在とスペクトル統計の解析は,コヒーレンスと局在化,移動効率と超放射の動的測定を行った。励起子の線形吸収,2Dフォトンエコースペクトルと拡散測定は障害と励起子-フォノン結合の強度の関数として拡散挙動をモニターした。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *コヒーレンス ,  *励起移動 ,  分子動力学 ,  自己組織化 ,  超分子 ,  凝集体 ,  光合成 ,  光合成細菌 ,  フォノン ,  ポーラロン ,  変分法 ,  遠距離相互作用 ,  *ナノ構造
準シソーラス用語： ナノリング ,  紅色細菌

分類 (1件)： 量子光学一般  (BD04010X)

タイトルに関連する用語 (4件)： ナノリング ,  コヒーレンス ,  励起移動 ,  動力学