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J-GLOBAL ID：201702274337143979   整理番号：17A0237720

室温イオン液体中における2,4,6-トリニトロトルエンの電気還元: EC₂機構に対する証拠

Electroreduction of 2,4,6-Trinitrotoluene in Room Temperature Ionic Liquids: Evidence of an EC₂ Mechanism

著者 (3件)： KANG Colin (Curtin Univ., Perth, AUS) ,  LEE Junqiao (Curtin Univ., Perth, AUS) ,  SILVESTER Debbie S. (Curtin Univ., Perth, AUS)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 120  号： 20  ページ： 10997-11005  発行年： 2016年05月26日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 室温イオン液体(RTIL)中において2,4,6-トリニトロトルエン(TNT)の電極還元反応を調べた。室温イオン液体として,イミダゾリウム系,ピロリジニウム系及びテトラアルキルホスホニウム系などの8個の化合物を用い,電極には金(Au)マイクロディスク電極とAu薄膜電極(TFE)を用いた。還元活性の大きさは,イミダゾリウム系RTIL>ピロリジニウム系RTIL>テトラアルキルホスホニウム系RTILの順であった。観測した3つの還元ピークの中の第一還元ピークの解析より,TNTの拡散係数と粘度はStokes-Einstein関係に従うことがわかった。また,ほとんどのRTILにおいて還元反応は一電子還元であった。本結果は,EC₂機構の可能性を示唆した。

シソーラス用語： *イオン液体 ,  室温 ,  *カソード還元 ,  アンモニウム化合物 ,  第四アンモニウム ,  窒素複素環化合物 ,  円盤電極 ,  膜電極 ,  金電極 ,  拡散係数 ,  粘度 ,  方程式 ,  一電子還元 ,  反応機構 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  *芳香族ニトロ化合物
準シソーラス用語： Stokes-Einstein関係 ,  イミダゾリウム誘導体 ,  ディスク電極 ,  還元電流 ,  *室温イオン液体 ,  *電気還元 ,  電極還元 ,  薄膜電極

分類 (2件)： 酸化,還元  (CF02060T) ,  電気化学反応  (CB07050F)

物質索引 (1件)： 2,4,6-トリニトロトルエン

タイトルに関連する用語 (4件)： 室温イオン液体 ,  トリニトロトルエン ,  電気還元 ,  証拠