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J-GLOBAL ID：201702274377655592   整理番号：17A1407476

Scutellariae Radixからの全フラボノイドアグリコンの抽出のための簡易で迅速な赤外支援自己酵素分解抽出法とその機構の探究

A simple and rapid infrared-assisted self enzymolysis extraction method for total flavonoid aglycones extraction from Scutellariae Radix and mechanism exploration

著者 (8件)： WANG Liping (Fudan Univ., Shanghai, CHN) ,  WANG Liping (China State Inst. of Pharmaceutical Ind., Shanghai, CHN) ,  DUAN Haotian (Microdyne Technol. Inc., Shanghai, CHN) ,  JIANG Jiebing (Fudan Univ., Shanghai, CHN) ,  LONG Jiakun (Fudan Univ., Shanghai, CHN) ,  YU Yingjia (Fudan Univ., Shanghai, CHN) ,  CHEN Guiliang (China State Inst. of Pharmaceutical Ind., Shanghai, CHN) ,  DUAN Gengli (Fudan Univ., Shanghai, CHN)
資料名： Analytical & Bioanalytical Chemistry  (Analytical & Bioanalytical Chemistry)
巻： 409  号： 23  ページ： 5593-5602  発行年： 2017年09月 
JST資料番号： E0425B  ISSN： 1618-2642  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Scutellariae Radix(オウゴン)は,生薬として用いられているが,その活性成分は,バイカレイン等のフラボノイドアグリコン(TFA)である。本研究では,このTFAの全成分を植物体から効率的に抽出する方法の開発を行った。ここでは,植物試料を水に入れて,赤外線照射の下,温度調節を行って,植物組織中の酵素を用いて,加水分解させる方法を試みた。抽出条件の最適化を行った結果,50°Cで200Wの赤外線照射下,30分の酵素反応により,バイカレイン等の5種類のTFAを効率的に抽出することが可能となった。抽出における植物組織表面の電子顕微鏡観察およびFTIR分光法からは,酵素反応による表面の細胞の破壊が抽出効率の向上の要因であることが示唆された。

シソーラス用語： 酵素的分解 ,  *抽出 ,  赤外線照射 ,  *フラボノイド ,  アグリコン ,  成分 ,  電子顕微鏡観察 ,  FTIR分光法 ,  表面性状 ,  シソ科 ,  *植物性生薬 ,  *植物成分 ,  酸素複素環化合物 ,  多価フェノール ,  芳香族縮合化合物 ,  ヒドロキシケトン ,  フェノール類 ,  配糖体 ,  ピラノシド ,  フェノールエーテル ,  カルボン酸
準シソーラス用語： 走査電子顕微鏡観察 ,  Scutellariae Radix

分類 (3件)： 抽出  (CC01040H) ,  酵素一般  (EB09010D) ,  生薬一般  (GX06010Y)

物質索引 (5件)： バイカレイン ,  ウォゴノシド ,  バイカリン ,  ウォゴニン ,  オロキシリンA

タイトルに関連する用語 (6件)： 簡易 ,  赤外 ,  支援 ,  自己 ,  酵素分解 ,  抽出法