文献
J-GLOBAL ID:201702274388605295   整理番号:17A1363162

茎無しと茎有りビオラ間の中間的開花特性を表すViola mirabilis var. subglabraの繁殖生態

Reproductive ecology of Viola mirabilis var. subglabra representing intermediate flowering characteristics between stemless and stemmed Viola
著者 (5件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 432-439  発行年: 2017年 
JST資料番号: U0708A  ISSN: 1442-1984  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ビオラ(スミレ科)は被子植物における最も大きな属の一つである。この属は,成長形態に基づいて茎無しと茎有りに基本的に分類される。しかしViola mirabilis var. subglabraは中間的な開花特性を有する点で例外である。閉花受精の(CL)花は茎葉の葉腋で形成されるが,開花受精(CH)花は原始的ロゼット(基CH(CH(r))花から生じ,そしてまた茎(軸方向CH(CH(a))花の葉腋で生じる。花生成のパターンがこのビオラの種によって異なる理由を理解するために,花生成を2014年と2015年において北海道から本州西部までの10の日本の個体群で調査した。さらに開花特性も北海道のCH(r)とCH(a)花の間で比較した。この種において,CH花の生成は個体間で異なり,そしてそれらは(i)CH(r)花のみ,(ii)CH(a)花のみおよび(iii)CH花両方を生成する個体の3つの群に分類された。これらの群の頻度は個体群間で異なるが,2014年~2015年にこの分類区分を変更した個体もある。このようにCH(r)およびCH(a)花の生成は個々の条件および/または環境要因によって塑性的に変化する。一方,CH(r)とCH(a)の花は花の大きさと開花時期が異なった。これらの結果は,2つのタイプのCH花が各個体群の繁殖において異なる役割を果たす可能性があるが,果実結実および種子硬化が2種類のCH花の間で異ならなかったことを示唆している。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物生態学  ,  発生,成長,分化 
引用文献 (25件):
もっと見る
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る