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J-GLOBAL ID：201702274419369875   整理番号：17A0788509

種子島のさとうきびの減収要因及びこれに対する担い手対策と技術対策

著者 (1件)： 河口幸一郎 (鹿児島県農業開発総合セ)
資料名： 日本作物学会九州支部会報  (Report of the Kyushu Branch of the Crop Science Society of Japan)
号： 83  ページ： 61-66  発行年： 2017年05月31日 
JST資料番号： F0922A  ISSN： 0285-3507  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 種子島におけるサトウキビ生産の実態および単収向上に向けた今後の課題について解説した。鹿児島県では平成18年度に「さとうきび増産計画」が策定されたが,収穫面積は達成できたが単収は大きく目標を下回った。この原因は気象要因が大きいが,それ以外に1つには栽培型の要因があり,春植えおよび株出しの低下傾向が大きい。2つ目に小規模栽培農家型から中・大規模農家型への構造変化に伴う単収の低下である。3つ目に農業規模の拡大に伴う栽培管理の遅れによる単収の低下である。4つ目は株出しの多回化に伴う原料茎数の減少による単収の低下である。そこで今後経営改善を図るためには単収を上げることであり,その具体策としては,1つが雇用確保を前提とした経営体の育成,2つ目が作業受委託体制等の地域営農システムの構築である。現在種子島ではこれらの観点で普及組織を中心として経営安定化や地域振興に取り組んでいる。

シソーラス用語： 鹿児島県 ,  *サトウキビ ,  *農業経済 ,  作型 ,  栽培管理 ,  農業経営 ,  産業開発 ,  地域経済
準シソーラス用語： 株出し ,  栽培型 ,  種子島 ,  春植え ,  *単収 ,  担い手 ,  農業振興

分類 (2件)： 農業経済,農業経営  (FB01020L) ,  糖料作物  (FC03072N)

タイトルに関連する用語 (5件)： 種子島 ,  さとうきび ,  要因 ,  担い手 ,  対策