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J-GLOBAL ID:201702274450299598   整理番号:17A1382130

cccDNAミニ染色体へのヒストンアセチルトランスフェラーゼのHBV転写と動員におけるB型肝炎ウイルスコア蛋白質の役割【Powered by NICT】

Role of hepatitis B core protein in HBV transcription and recruitment of histone acetyltransferases to cccDNA minichromosome
著者 (13件):
資料名:
巻: 144  ページ: 1-7  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0654B  ISSN: 0166-3542  CODEN: ARSRDR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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B型肝炎ウイルスコア蛋白質(HBc)は共有結合閉環状DNA(cccDNA)と相互作用し,B型肝炎ウイルス(HBV)転写を調節することが示唆されている。しかし,直接証拠は不足している。転写調節の原因となる特異的HBc領域(s)とcccDNAとの相互作用を同定することを目的とした。HBcカルボキシル末端ドメイン(CTD)の四アルギニンクラスタでの変異と十七変異体を作成した。HBV DNA,RNAおよびB型肝炎表面抗原(HBsAg)のレベルに及ぼすHBc変異の影響を測定した。変異体HBcとヒストンアセチルトランスフェラーゼ(HAT)とcccDNAの会合を,クロマチン免疫沈降(ChIP)により評価した。野生型HBcと比較して,クラスターIIIおよびIVの変異とHBc変異体はHBV RNAレベル(すべてP<0.05)の有意な減少をもたらした。HBcアルギニンクラスタIIIとIV変異体は,有意に低レベルの細胞内HBV DNA(野生型の<5%;P<0.001)とH BsAg(野生型の<10%;P<0.0001)であった。cccDNA ChIP分析はHBcクラスタIIIとIV変異体はより小さい程度cccDNA(P<0.001)との関連性を持つことを示した。HBc変異体では,cccDNAとH ATの間の関係は減少した。結論として,クラスターIIIおよびIVでHBc CTDアルギニン残基がHBV転写およびそれに続く複製段階の調節において重要な役割を果たし,cccDNAとHBcの減少した相互作用を介して,cccDNA結合ヒストンのアセチル化を減少させた。これらの知見は,HBVに対する新たな治療標的識別の手がかりを提供するかもしれない。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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抗ウイルス薬の基礎研究 

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