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J-GLOBAL ID：201702274507855637   整理番号：17A0029668

新材料への錯体化学の展開 イオン液体反応場への金属錯体の固定化による機能性電極開発

著者 (1件)： 猪俣智彦 (名古屋工大 大学院工学研究科)
資料名： Bulletin of Japan Society of Coordination Chemistry  (Bulletin of Japan Society of Coordination Chemistry)
巻： 68  ページ： 37-41  発行年： 2016年11月30日 
JST資料番号： L7014A  ISSN： 1882-6954  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 自己組織化単分子膜(SAM)へジスルフィド基を有する4級ホスホニウムまたは4級アンモニウム型のイオン液体を調製した。この電極にフェロセンを固定化してイオン液体修飾電極を作成した。さらに,[Fe(CN)₆]^3-および[Ru(NH₃)₆]²⁺の固定化につても行った。サイクリックボルタンメトリーから,これらが固定化されていることを確認した。鉄二核錯体の固定化も行い,酸素活性化反応を調べた。このとき4電子反応も起こる。コバルト錯体についての検討では,NOセンシングへの応用が可能である。チタノセンの固定化では窒素の電解アンモニア合成の効率が大きく増大した。これらの反応機構の研究に,表面増強赤外分光法を適用し[Fe(CN)₆]^3-の挙動を明らかにした。

シソーラス用語： *イオン液体 ,  反応場 ,  *金属錯体 ,  単分子層 ,  ジスルフィド ,  ホスホニウム ,  アンモニウムイオン ,  化学合成 ,  ヘキサシアノ鉄酸 ,  ルテニウム化合物 ,  アンミン錯体 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  二核錯体 ,  活性化 ,  酸素 ,  コバルト錯体 ,  一酸化窒素 ,  チタノセン ,  電解 ,  反応機構 ,  赤外反射吸収分光法 ,  *化学修飾電極 ,  *遷移金属触媒 ,  *電気化学センサ ,  *電極触媒 ,  金電極 ,  アンモニア合成 ,  自己集合単分子膜
準シソーラス用語： 自己組織化単分子膜 ,  表面増強赤外分光法

分類 (1件)： 電気化学反応  (CB07050F)

物質索引 (2件)： 1-ブチル-1-メチルピロリジニウム・トリス(ペンタフルオロエチル)トリフルオロホスファート ,  N,N′-エチレンビス(2-メルカプト-2-メチルプロパンアミド)

タイトルに関連する用語 (9件)： 新材料 ,  錯体化学 ,  展開 ,  イオン液体 ,  反応場 ,  金属錯体 ,  固定化 ,  機能性 ,  開発