文献
J-GLOBAL ID:201702274522831044   整理番号:17A1186418

従来のCTイメージングを用いた胸部との比較二重層スペクトル検出器CTの画質評価【Powered by NICT】

Image quality evaluation of dual-layer spectral detector CT of the chest and comparison with conventional CT imaging
著者 (8件):
資料名:
巻: 93  ページ: 52-58  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3246A  ISSN: 0720-048X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
胸部の腫瘍学的追跡静脈相イメージングと従来のマルチスライスCT(CR_MDCT)イメージングと比較して二重層スペクトル検出器CT(DLCT)から誘導された仮想単色エネルギー(MonoE)と従来の(CR)イメージングの画像品質パラメータを評価した。静脈相で従来のCTとDLCT胸部の腫瘍病期分類を受けた合計55人の患者を本研究に含めた。確立された画質パラメータを定義胸部ランドマークにおける全てのデータセットから導出した。減衰,画像ノイズ,信号/コントラスト対雑音比(SNR, CNR)はCR_DLCTとMonoEだけでなくCR_MDCT画像間で比較した。二読者が主観的画像解析を行った。CR_MDCTは40~70keV(p≦0.05)でCR_DLCTとMonoEと比較して著しく低い減衰値を示した。さらに,40~70keVでMonoEはCR_DLCT(p<0.001)に比べて有意に高い減衰値を明らかにした。雑音は40keV(11.4±2.3 HU vs. 12.0±3.1 HU vs. 11.7±5.2 HU; p<0.001)でCR_DLCTとMonoEと比較してCR_MDCTで統計学的に低かった。とは対照的に,全てのMonoEレベルはCR_DLCT(p<0.001)と比較して有意に低いノイズレベルを示した。SNRはCR_MDCTとCR_DLCT(13.5±3.7 vs. 14.4±5.3; p>0.99)間で有意差はなかった。SNR値は有意にCR_MDCTとCR_DLCT(p<0.001)と比較して40~80keVでMonoEの増加した。DLCTからCR_DLCTとMonoE(40 70keV)はCR_MDCT(p<0.001)よりも有意に高いCNR値を明らかにした。主観的解析では,40keVでMonoEは70keVでMonoEにおける雑音を除いて他の全ての画像再構成を上回った。二重層スペクトル検出器CTでは低keVでMonoEは同じ系から誘導された通常の画像と比較して優れた画像品質を示し,それ故,臨床ルーチン撮像プロトコルに加えられる可能性がある。MonoE再構成は更なる診断情報を与えるかどうかはまだ知られていない。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
医用画像処理  ,  放射線を利用した診断  ,  基礎放射線医学 

前のページに戻る