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J-GLOBAL ID：201702274555585357   整理番号：17A0640621

耳石利用におけるLA-ICP-MSを用いた深さ方向プロフィル分析のバリデーション

Validation of depth-profiling LA-ICP-MS in otolith applications

著者 (4件)： WARBURTON Manna L. (Univ. Otago, Dunedin, NZL) ,  REID Malcolm R. (Univ. Otago, Dunedin, NZL) ,  STIRLING Claudine H. (Univ. Otago, Dunedin, NZL) ,  CLOSS Gerry (Univ. Otago, Dunedin, NZL)
資料名： Canadian Journal of Fisheries and Aquatic Sciences  (Canadian Journal of Fisheries and Aquatic Sciences)
巻： 74  号： 4  ページ： 572-581  発行年： 2017年04月 
JST資料番号： H0491A  ISSN： 0706-652X  CODEN： CJFSDX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： カナダ (CAN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 深さ方向プロフィル分析は,耳石の研削,薄切,研磨などの処理を必要としないLA-ICP-MSを用いた耳石から回遊履歴を推定するための代替法である。本研究では,淡水産と海産魚類の耳石を用いて通し回遊魚の耳石に観察されるような微量元素組成を復元した人工耳石を調製し,深さ方向プロフィル分析のバリデーションを行った。各種微量元素(Na,Mg,K,Mn,Zn,Rb,Sr,Ba)を測定した結果,本分析法が耳石中の微量元素組成のデータを正確に収集できる堅牢な手法であることが示された。本分析法を用いることで,処理操作の軽減,試料汚損リスクの低減,分析精度の向上,及び経費節減が期待される。

シソーラス用語： ICP-MS分析 ,  *生化学的分析 ,  *平衡石 ,  *魚類 ,  回遊 ,  *深さプロフィル ,  検証
準シソーラス用語： LA-ICP-MS ,  *耳石微量化学 ,  *深さ方向プロフィル ,  分析バリデーション

分類 (3件)： 魚類  (FH02020K) ,  個生態学  (EE03020H) ,  動物学研究法  (EJ01020I)

タイトルに関連する用語 (4件)： 耳石 ,  深さ方向プロフィル ,  分析 ,  バリデーション