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J-GLOBAL ID：201702274566268465   整理番号：17A1046296

多成分AlCoCrFeNi高エントロピー合金バインダを使用したTi(C,N)基サーメットの優れた機械的性質

Enhanced Mechanical Properties of Ti(C,N)-Based Cermets with Multi-Component AlCoCrFeNi High-Entropy Alloys Binder

著者 (5件)： ZHU Gang (Kunming Inst. precious Metals, Kunming, CHN) ,  SUN Shao-xia (Kunming Inst. precious Metals, Kunming, CHN) ,  CHEN Jia-lin (Kunming Inst. precious Metals, Kunming, CHN) ,  XIE Ming (Kunming Inst. precious Metals, Kunming, CHN) ,  HU Jie-qiong (Kunming Inst. precious Metals, Kunming, CHN)
資料名： Key Engineering Materials  (Key Engineering Materials)
巻： 727  ページ： 149-153  発行年： 2017年 
JST資料番号： D0744C  ISSN： 1013-9826  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： NiやCrをバインダとした高速切削工具用Ti(C,N)基サーメットのバインダを置換して,メカニカルアロイング(MA)及び低圧焼結で優れた機械的性質を持つTi(C,N)基サーメットを開発するために,多成分AlCoCrFeNi高エントロピー(HE)合金をバインダとした場合の機械的性質を検討した。Al,Co,Cr,Fe及びNiの粉末をプラネタリーボールミルでMA(300rpm,30h)した原料を,市販のTi(C,N)基サーメット,WC,Mo₂C及びTaC粉末と混合して,通常のボールミルでブレンディング(68rpm,72h)した。これを100MPaで冷間圧密した後に,1723K×1h低圧焼結し相組成,顕微鏡組織,曲げ強さ,微小硬さ及び靱性を評価した。バインダ組織はラス構造となりナノ粒子がスピノーダル板帯に析出した。従来のTi(C_0.7N_0.3)基サーメットにAlCoCrFeNiを添加すると硬さ及び靱性が同時に上昇した。

シソーラス用語： *合金 ,  *コバルト合金 ,  アルミニウム含有合金 ,  クロム含有合金 ,  鉄含有合金 ,  ニッケル含有合金 ,  *無機粘結剤 ,  *サーメット ,  *炭化チタン ,  *チタン化合物 ,  *窒化物 ,  *切削工具 ,  *機械的性質 ,  *メカニカルアロイング ,  相組成 ,  微細構造 ,  曲げ強さ ,  微小硬さ ,  靱性 ,  *低圧 ,  *焼結
準シソーラス用語： 顕微鏡組織 ,  *高エントロピー合金 ,  *窒化チタン ,  *低圧焼結

分類 (4件)： 粉末製造  (WC02020M) ,  圧粉,焼結  (WC02030X) ,  セラミック・磁器の性質  (YC03030G) ,  旋削,中ぐり  (QC02020G)

タイトルに関連する用語 (5件)： 高エントロピー合金 ,  バインダ ,  Ti ,  サーメット ,  機械的性質