抄録/ポイント：
抄録/ポイント
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目的:肛門瘻術後の患者のVSAスコア、鎮痛効果及び関連する血清学的指標に対するケトプロフェンの影響を検討する。方法:80例の肛門瘻切除術患者をランダムにトラマドール群とケトプロフェン群に分け、各群40例、2群の手術後に自己制御鎮痛ポンプを用いて、トラマドール群のポンプ内にトラマドール15mg/kgを投与した。ケトプロフェン群のポンプには,ケトプロフェン3mg/kg,ポンプ速度2.0mL/h,単回の追加量0.5mL,ロック時間15分を用いた。2つの群において,最初に,1時間,4時間,8時間,12時間,24時間,36時間および48時間における視覚アナログ疼痛(VAS)の変化を観察し,そして,24時間および48時間の鎮痛効果を評価した。腫瘍壊死因子-α(TNF-α),インターロイキン-6(IL-6),5-ヒドロキシトリプタミン(5-HT),およびP(PS)の濃度を,12時間,24時間,48時間に測定した。【結果】トラマドール群における8時間,12時間,24時間,36時間および48時間のVASスコアは,すべての群におけるそれらより有意に低かった(P<0.05)。【結果】1時間,8時間,12時間,24時間,36時間および48時間のVASスコアは,ケトプロフェン群において有意に低く(P<0.05),24時間で1時間未満(P<0.05),8時間,12時間および24時間で4時間より低かった(P<0.05)。ケトプロフェン群の24時間のVASスコアは,トラマドール群のそれより低かった(P<0.05)。トラマドール群における48時間の鎮痛効果は,対照群におけるそれより有意に優れていた(P<0.05),そして,ケトプロフェン群における48時間の鎮痛効果は,24時間のそれより優れていた(P<0.05)。24時間および48時間のケトプロフェン群における鎮痛効果は,トラマドール群におけるそれより優れており(P<0.05),12時間,24時間,48時間のTNF-α,IL-6,5-HTおよびPSのレベルは,すべての群におけるそれらより高かった(P<0.05)。トラマドール群の48時間のTNF-αレベルは,12時間および24時間より有意に高く,有意差があった(すべてのP<0.05)。24時間および48時間におけるIL-6のレベルは,12時間のそれらより高かった(P<0.05)。【結果】ケトプロフェン群の12時間のTNF-αのレベルは,24時間より低く,48時間より高く,有意差があった(すべてのP<0.05)。48時間におけるIL-6のレベルは,12時間と24時間のそれらより有意に高かった(P<0.05)。12時間,24時間,48時間におけるTNF-αとIL-6のレベルは,同時期のトラマドール群より有意に低かった(P<0.05)が,5-HTとPSのレベルは,トラマドール群と比較して有意差がなかった(P>0.05)。結論:ケトプロフェンは肛門瘻術後の患者に対して良好な鎮痛効果があり、炎症反応を有効に制御し、内因性の痛み物質の放出を減少させることができる。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
