抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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砂防ソイルセメント施工便覧(平成28年度版)発刊に伴い,5月9日に5講演による講習会が開催された。砂防ソイルセメントの現状(ゼロエミッション,コスト・工期縮減の実現ための凍結融解対策用外部保護材導入,機械化施工による効率化等)と課題(透過型砂防堰堤との組み合わせ,最大骨材径と転圧の必要性)とについて講演した。改訂のポイントとして,2N/mm
2以上のコンクリート的な強度特性を示す範囲にてセメント量と水量の最適配合を,粒度分布に応じて転圧タイプ・流動タイプに分けて解説した。砂防ソイルセメントの要求性能を満足すべくセメントの設計基準強度,最小管理強度,現場強度,配合強度についてその考え方を示した。紀伊山系砂防事務所における砂防ソイルセメント活用事例,九州北部豪雨災害における砂防ソイルセメントの活用を示した。