抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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前報までの「摩耗」によるピンホールから,今回は「疲労」によるピンホールについて解説する。材料の疲労とは,繰り返し応力や歪を与えた時に起こる構造や性質の変化で,それが進行して破壊に至った時,疲労破壊と呼ばれる。屈曲によるピンホールの場合,弾性限界内での繰り返し応力からの破壊と弾性限界以上の破壊(単なる破壊)と区別して論じなければならない。一方,「疲労」には,引張り,圧縮,曲げ,ねじり,それらの組合せによる様々な種類がある。従ってプラスチックの疲労破壊試験に様々な方法が定められており,本報では折り目による屈曲疲労試験について解説した。