抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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一般社団法人日本溶接協会ロボット溶接研究委員会では,各産業分野に於ける溶接関連で「ものづくり」の効率化追求,及び溶接ロボットの普及に向けた取組みに,過去30年以上に亘り産官学が協力して活動している。2015年度に,建築鉄骨加工業者に於けるものづくりの状況,その中でロボット溶接がどのように活用されているか,又更なる自動化向上に向けた課題などの抽出を目的としたアンケートを実施した。アンケートは全国鉄構企業総覧記載1725社から約3割に当たる約600社を任意に抽出し,43%に当たる255社から回答を得た。この様なアンケートは過去に月刊『鉄構技術』2006年11月号にて,生産設備に関する調査があった。約10年が経過し従来のHグレードを中心としたロボット化の状況から,M,Rグレードへ進んでいる様子等が伺えた。当委員会は,本結果を今後の活動に活用し,建築鉄骨溶接の自動化に貢献していく所存である。