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J-GLOBAL ID：201702274714450155   整理番号：17A1445254

本当に非遺伝毒性発癌物質を塩化ニッケルである【Powered by NICT】

Is Nickel Chloride really a Non-Genotoxic Carcinogen?

著者 (4件)： Stannard Leanne (In Vitro Toxicology Group, Institute of Life Science, Swansea University Medical School, Swansea University, Swansea, Wales, UK) ,  Doak Shareen H. (In Vitro Toxicology Group, Institute of Life Science, Swansea University Medical School, Swansea University, Swansea, Wales, UK) ,  Doherty Ann (Genetic Toxicology, Drug Safety and Metabolism, AstraZeneca R&D, Cambridge, UK) ,  Jenkins Gareth J. (In Vitro Toxicology Group, Institute of Life Science, Swansea University Medical School, Swansea University, Swansea, Wales, UK)
資料名： Basic & Clinical Pharmacology & Toxicology  (Basic & Clinical Pharmacology & Toxicology)
巻： 121 Suppl S3  ページ： 10-15  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0551A  ISSN： 1742-7835  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 人間は空気,水,食物及びタバコの煙を通して発癌物質に曝露されている。塩化ニッケル(NiCl_2)は毒性及び発癌性環境および職業的汚染物質,非遺伝毒性発癌物質として分類され,DNAを直接変化しないと考えられた。NiCl_2のような非遺伝毒性発癌物質はin vitroで検出するのは困難である,動物研究に大きく依存が存在した。NiCl_2は以前に非遺伝毒性発癌物質(NGTC)として分類されている;が,多くの機構的エンドポイントに及ぼすNiCl_2の影響を研究後,NiCl_2は遺伝毒性発癌物質のように振舞うことが明らかになった。NiCl_2処理と共に予備的5日間慢性投与小核研究から陽性小核結果後の活性酸素種(ROS)の誘導は,さらにNiCl_2はNGTCとして分類されていることを支持している。NiCl_2はROSの産生による間接的DNA損傷を引き起こし,長い,慢性曝露,ヒト曝露のものに似ているを必要とすることが可能である。本ミニレビューの焦点は,ニッケル誘起発癌性と潜在的遺伝毒性の分子機構の研究に,最大の商業的に重要な,塩化ニッケルの塩の1つに焦点を当てた。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *塩化ニッケル ,  *毒性 ,  DNA【核酸】 ,  食品 ,  長期投与 ,  発癌性 ,  *遺伝毒性 ,  in vitro実験 ,  たばこ ,  小核 ,  汚染物質 ,  *発癌物質 ,  *ニッケル ,  煙 ,  DNA損傷

分類 (2件)： 有機化合物の毒性  (GZ02030Y) ,  発癌機序・因子  (GE02020C)

タイトルに関連する用語 (3件)： 遺伝毒性 ,  発癌物質 ,  塩化ニッケル