文献
J-GLOBAL ID:201702274768508993   整理番号:17A1819504

除神経はラットの実験的歯周炎を悪化させる効果的に【Powered by NICT】

Denervation effectively aggravates rat experimental periodontitis
著者 (7件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 1011-1020  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0196A  ISSN: 0022-3484  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
背景:神経と歯周炎の発生および発達におけるその関連要因は更なる研究の価値がある。神経支配除去研究は神経と神経支配の研究への有用な追加である。本研究の目的は,結紮誘発ラット歯周炎に対する神経支配除去の影響を明らかにするため結紮誘発歯周炎と組み合わせた下歯槽神経切断のラットモデルを確立することである。材料と方法:六十四匹のWistarラットを無作為に四群に分布していた:結紮(L)除神経(D)結さつ+除神経(LD)対照として正常(N)。結さつ誘導ラット実験的歯周炎モデルはL,LD群で確立した。DおよびLD群のラットは,右下歯槽神経の離断を受けた。術後四週間で,下顎はマイクロコンピュータ断層撮影分析のために取り出した。破骨細胞数はTRAP染色により観察された。第一臼歯部歯肉組織はインターロイキン(IL)- 1βと腫瘍壊死因子(TNF)αのための酵素結合免疫吸着アッセイにより均質化され,測定した。コラーゲン線維はPicroシリウスレッド染色を用いて観察した。歯肉組織におけるNF-κBリガンド(RANKL)比の核因子(NF)-κBのp65とIκBαのリン酸化とオステオプロテゲリン(OPG)/受容体活性化因子はウエスタンブロットにより検出した。【結果】除神経は,LD群における結紮誘発歯槽骨損失を促進した。LD群の歯槽骨吸収量は,L群と比較して有意に増加した。さらに,除神経は骨特異的パラメータにおける骨梁骨破壊,骨領域,骨梁厚と骨ミネラル密度を悪化させた。増加したTRAP陽性破骨細胞はLD群の歯槽骨で検出された。IL-1βとTNF-αのより重篤なコラーゲン線維破壊と発現の増加は,LD群で見られた。NF-κBp65とIκBαのリン酸化は,LD群で有意にアップレギュレートした。歯肉抽出物中のOPG/RANKL比はL群と比較してLD群で著しく低下した。OPG/RANKL比はD群,N群と比較して観察された。【結論】除神経は効果的にIL-1βとTNF-αの過剰産生に対するNF-κBシグナル伝達経路による結紮誘発ラット歯周炎を悪化させ,減少したOPG/RANKL比のための破骨細胞を増加させた。結紮誘発歯周炎を組み合わせた下歯槽神経切断のラットモデルは歯周炎の発生および発達における神経関連因子の変化を観察するために動物モデルを提供し,炎症を調節し,将来の歯周再生を促進するための正の神経関連要因を選択できるようにした。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
歯の基礎医学 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る