抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:急性心筋梗塞患者における異なる時期における血糖、血中脂質と血圧の変化及び予後との関係を検討する。方法:当院の心血管内科で治療を受けた急性心筋梗塞患者217例を選び、病状の発展によって異なる段階に分けて3群、急性期群(83例)、寛解期群(62例)と回復期群(72例)に分けた。3群の患者の血糖、血中脂質及び血圧をそれぞれ測定し、そして検査結果を予後、死亡率などと比較した。結果:3群の血糖値の比較により、急性期の血糖値は緩和期及び回復期より著しく高く、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。血中脂質と比較すると、急性期、寛解期患者の血中脂質はいずれも回復期より高く、統計学的有意差が認められ(P<0.05)、急性期の血中脂質上昇が最も顕著であった。血圧の比較により、急性期患者の血圧は緩和期及び回復期の患者より著しく高く、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。急性期患者の死亡率(10.8%)は回復期(8.1%)と寛解期(8.3%)より著しく高く、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。血糖、血中脂質及び血圧が高いほど、患者の治癒率が低くなり、死亡率及び障害率が高くなり、統計学的有意差が認められた(P<0.05)。結論:急性心筋梗塞患者の急性期血糖、血中脂質及び血圧レベルは顕著に上昇し、病状が安定するにつれて、寛解期及び回復期の患者の血糖、血中脂質及び血圧レベルは次第に低下した。患者の予後死亡率は血糖、血中脂質及び血圧などと正の相関がある。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】