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J-GLOBAL ID:201702274899826973   整理番号:17A1169496

バルプロ酸とその肝臓毒代謝産物とバルプロ酸誘発肝毒性の濃度とCYP2C9とCYP2A6多型の関連性【Powered by NICT】

Associations of CYP2C9 and CYP2A6 Polymorphisms with the Concentrations of Valproate and its Hepatotoxin Metabolites and Valproate-Induced Hepatotoxicity
著者 (6件):
資料名:
巻: 121  号:ページ: 138-143  発行年: 2017年 
JST資料番号: A0551A  ISSN: 1742-7835  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,バルプロ酸単剤療法を受けているVPA誘発肝毒性の危険因子を同定するために,正常な肝機能を示すてんかんと肝障害と患者における肝毒性代謝産物の遺伝的多型と濃度を比較することであった。てんかんの全279人の中国人患者の肝機能異常(ANLFT)群(n=79)と正常肝機能(NLFT)群(n=200)に分けた。ポリメラーゼ連鎖反応-制限断片長多型PCR-RFLPとネステッドPCRは候補遺伝子における二種類のSNPsの頻度を同定した。VPAとその主要代謝物の血清中濃度は超高性能液体クロマトグラフィー-タンデム型質量分析UPLC-MS/MSにより決定した。二群間でCYP2A6とCYP2C9の遺伝子型分布に有意差が見られた。ANLFT群で4 エン VPAと2,4 ジエン VPAの値はNLFT群より有意に高かった。CYP2A6多型のみが4 エン VPAと2,4 ジエン VPAの濃度との関連を持っていた。CYP2A6*1/*4およびCYP2A6*4/*4変異キャリアはCYP2A6*1/*1キャリアよりCDR_4エン-VPAとCDR_2-2,4-ジエン-VPA値が高かった。ロジスティック回帰分析は,CYP2C9とCYP2A6は7.50及び5.13倍リスクを増加させることにより肝毒性の有意なリスク因子であることを示した。これらの知見は,CYP2A6とCYP2C9は肝毒性と関連していることを予備的な証拠を提供する。しかし,CYP2A6多型は4 エン VPAと2,4 ジエン VPAの濃度と関連していることが分かった。潜在的重要な危険因子はCYP2C9とCYP2A6の変異遺伝子型とVPA,4 エン VPAと2,4 ジエン VPAの高濃度を含んでいる。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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有機化合物の毒性  ,  生物薬剤学(臨床) 
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