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J-GLOBAL ID：201702274927402787   整理番号：17A0581092

腫瘍崩壊ラットパルボウイルスの新規スケーラブル,ロバスト性下流プロセス:空粒子の等電点に基づく除去

A novel scalable, robust downstream process for oncolytic rat parvovirus: isoelectric point-based elimination of empty particles

著者 (5件)： LEUCHS Barbara (German Cancer Res. Center, Heidelberg, DEU) ,  FREHTMAN Veronika (German Cancer Res. Center, Heidelberg, DEU) ,  RIESE Markus (German Cancer Res. Center, Heidelberg, DEU) ,  MUELLER Marcus (German Cancer Res. Center, Heidelberg, DEU) ,  ROMMELAERE Jean (German Cancer Res. Center, Heidelberg, DEU)
資料名： Applied Microbiology and Biotechnology  (Applied Microbiology and Biotechnology)
巻： 101  号： 8  ページ： 3143-3152  発行年： 2017年04月 
JST資料番号： H0764A  ISSN： 0175-7598  CODEN： EJABDD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ラットのプロトパルボウイルスH-1PVは腫瘍崩壊及び腫瘍抑制作用を持ち,抗腫瘍剤として臨床試験下にある。ここでは,臨床用のH-1PVを大規模生産するためのスケーラブルクロマトグラフィー法について述べた。H-1PVを感染,培養したNB-324K細胞を溶解した後,等電点の相違を利用したDEAEアニオン交換クロマトグラフィーにより,H-1PVを空粒子と夾雑蛋白質から分離した。次いで,濾過による緩衝液交換により蛋白質と空粒子を95%以上除去した最終製剤を得た。その感染粒子濃度は3.5E10プラーク形成単位(PFU)/mlに達し,全体的回収率は40%以上であった。これらの結果は,本法がH-1PVの商業生産に適していることを示唆した。

シソーラス用語： *パルボウイルス ,  ラット ,  *ウイルス ,  培養細胞 ,  カプシド ,  *イオン交換クロマトグラフィー ,  等電点 ,  スケールアップ ,  pH依存性 ,  塩化ナトリウム ,  濃度依存性 ,  バイオアッセイ
準シソーラス用語： *H-1パルボウイルス ,  NB-324K細胞 ,  アニオン交換クロマトグラフィー ,  コロニー形成単位検定 ,  *腫瘍崩壊ウイルス

分類 (3件)： 微生物,組織・細胞培養による物質生産一般  (FK03010P) ,  抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A) ,  ウイルス学一般  (EG04010J)

タイトルに関連する用語 (7件)： 腫瘍崩壊 ,  ラット ,  パルボウイルス ,  ロバスト性 ,  下流 ,  プロセス ,  等電点