抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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建築音響に関わる実務において実際に使用している数値解析技術の一部について,概要と適用例および課題について解析技術ごとに紹介する。まず,エネルギ積分方程式を応用して騒音伝搬を予測する技術で,この手法の概要を解説すると共に超高層建物閉鎖型解体工法の遮音効果の予測に適用した例を紹介した。次は,有限要素法による床スラブの振動解析の結果から重量床衝撃音を予測する手法で,この手法を鉄骨造建物に適用した例を示した。最後は時間領域有限差分法により発破音を予測する技術で,実際の山岳トンネル工事現場に二重防音扉の共鳴による遮音性能低減を回避するための鋼製のヘルムホルツ共鳴器を設置する前に,その効果を予測した例を紹介した。