文献

J-GLOBAL ID：201702274938298728   整理番号：17A1217553

注射可能なヒドロゲルを用いた虚血心臓におけるVEGFとANG1の二重送達【Powered by NICT】

Dual delivery of VEGF and ANG-1 in ischemic hearts using an injectable hydrogel

著者 (8件)： Rufaihah Abdul Jalil (Department of Surgery, Yong Loo Lin School of Medicine, National University of Singapore, Singapore) ,  Johari Nurul Azizah (Department of Surgery, Yong Loo Lin School of Medicine, National University of Singapore, Singapore) ,  Vaibavi Srirangam Ramanujam (Nanoscience and Nanotechnology Initiative, Faculty of Engineering, National University of Singapore, Singapore) ,  Plotkin Marian (Nanoscience and Nanotechnology Initiative, Faculty of Engineering, National University of Singapore, Singapore) ,  Di Thien Do Thi (Nanoscience and Nanotechnology Initiative, Faculty of Engineering, National University of Singapore, Singapore) ,  Kofidis Theodoros (Department of Cardiac, Thoracic and Vascular Surgery, National University Heart Centre, National University Health System, Singapore) ,  Seliktar Dror (Faculty of Biomedical Engineering, Technion-Israel Institute of Technology, Haifa, Israel) ,  Seliktar Dror (Nanoscience and Nanotechnology Initiative, Faculty of Engineering, National University of Singapore, Singapore)
資料名： Acta Biomaterialia  (Acta Biomaterialia)
巻： 48  ページ： 58-67  発行年： 2017年 
JST資料番号： W3136A  ISSN： 1742-7061  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 虚血に起因する急性心筋梗塞(MI)は,心機能不全の最も一般的な原因である。成長因子療法は有望であるが,高度に血管化した心筋における保持は限られており,適切な細胞応答に必要な持続的活性化を防止した。,心筋修復と機能を強化する血管内皮成長因子(VEGF)とアンギオポイエチン-1(ANG 1)の2重デリバリーを維持するためのポリエチレングリコールフィブリノーゲン(PF)ヒドロゲルの使用を示した。VEGFとANG-1はPFヒドロゲルに組み込まれたし,それらのin vitro特性を研究した。急性MIは4群に無作為割付けされたラットと齧歯類モデルで発生した;シャム,生理食塩水,PFとPF VEGF ANG1(10群)。生理食塩水またはヒドロゲルは,心筋の梗塞および梗塞周囲領域に注入した。4週後,心筋機能を心エコーを用いて評価した。組織試料をヘマトキシリンとエオジン,Massonトリクロームおよびキャピラリー染色用に収穫された線維性瘢痕および動脈形成の程度を評価した。VEGFとANG-1の両方は30日以上持続的と制御下様式で放出された。PF VEGF ANG1処理動物は,心機能,心臓筋温存の最高度,および動脈形成に於いて最善の改善を示した。本研究では,PFヒドロゲルを同時に有害心筋リモデリング,MI後の回復効果を最大にする持続性VEGFとANG1デリバリーからの血管新生促進効果を減弱する機械的支持を提供できることを示した。この相乗的,生体材料ベースの成長因子デリバリーの有用性は心筋梗塞後の心機能不全の予防における臨床的意義を有する可能性がある。虚血に起因する急性心筋梗塞(MI)は,心機能不全の最も一般的な原因である。,心筋修復と機能を強化する血管内皮成長因子(VEGF)とアンギオポイエチン-1(ANG 1)の2重デリバリーを維持するためのポリエチレングリコールフィブリノーゲン(PF)ヒドロゲルの使用を示した。処理した動物は,心機能,心臓筋温存の最高度,および動脈形成に於いて最善の改善を示した。本研究では,PFヒドロゲルを同時に有害心筋リモデリング,MI後の回復効果を最大にする持続性VEGFとANG1デリバリーからの血管新生促進効果を減弱する機械的支持を提供できることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 心筋 ,  成長因子 ,  フィブリノーゲン ,  *VEGF ,  治療法 ,  *ヒドロゲル ,  心エコー法 ,  急性心筋梗塞 ,  血管 ,  *虚血 ,  in vitro実験 ,  梗塞
準シソーラス用語： 生体材料 ,  心機能 ,  動脈形成 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 心筋梗塞 ,  生体材料 ,  PEGフィブリノーゲン ,  成長因子送達 ,  心臓発作

分類 (1件)： 医用素材  (GA05040H)

タイトルに関連する用語 (6件)： 注射 ,  ヒドロゲル ,  虚血 ,  心臓 ,  VEGF ,  送達