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J-GLOBAL ID：201702274976343731   整理番号：17A0932883

Pseudomonas putida KT2440と堆肥由来の単離株によるリグニンモデル化合物の転換

Conversion of lignin model compounds by Pseudomonas putida KT2440 and isolates from compost

著者 (4件)： RAVI Krithika (Lund Univ., Lund, SWE) ,  GARCIA-HIDALGO Javier (Lund Univ., Lund, SWE) ,  GORWA-GRAUSLUND Marie F (Lund Univ., Lund, SWE) ,  LIDEN Gunnar (Lund Univ., Lund, SWE)
資料名： Applied Microbiology and Biotechnology  (Applied Microbiology and Biotechnology)
巻： 101  号： 12  ページ： 5059-5070  発行年： 2017年06月 
JST資料番号： H0764A  ISSN： 0175-7598  CODEN： EJABDD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リグニン由来芳香族化合物で増殖可能な中温性,好気性,培養可能でロバストな細菌をスクリーニングし,単離細菌のリグニンモデル化合物代謝能力を詳細に検討した。リグニン関連プロダクト補充集積培養で堆肥から4株を選択した。16SリボソームRNA(rRNA)配列は,それら3株がPseudomonas種との高いスコア類似性を示した。さらに,リグニンモデル化合物(バニリン,バニリン酸,4-ヒドロキシ安息香酸,p-クマル酸,安息香酸,フェルラ酸)での増殖を3つのPseudomonas単離株とP.putida KT2440で調査した。これらの安息香酸,p-クマル酸と4-ヒドロキシ安息香酸での比増殖速度は,フェルラ酸とバニリン酸よりかなり高かった。P.putida KT2440はバニリンでは直接的に増殖しなかったが,蓄積したバニリン酸取り込み後,急速にバニリンをバニリン酸に変換した。モデル化合物の混合物を炭素源とした場合,成長曲線はジオーキシック増殖を反映した。Pseudomonasによるこれら複雑な混合物の代謝への理解は,実際のリグニン有効化に必要なステップである。

シソーラス用語： Pseudomonas putida ,  *堆肥 ,  *リグニン ,  微生物分解 ,  増殖 ,  代謝経路 ,  芳香族アルデヒド ,  フェノール類 ,  フェノールエーテル ,  芳香族カルボン酸 ,  ヒドロキシ酸 ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸
準シソーラス用語： 細菌増殖

分類 (1件)： 微生物生理一般  (EG03051L)

物質索引 (6件)： バニリン ,  バニリン酸 ,  4-ヒドロキシ安息香酸 ,  p-クマル酸 ,  安息香酸 ,  フェルラ酸

タイトルに関連する用語 (7件)： Pseudomonas ,  堆肥 ,  単離 ,  株 ,  リグニン ,  モデル化合物 ,  転換