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J-GLOBAL ID：201702275018813928   整理番号：17A1088971

カルシア改質土の人工干潟造成への適用

Application of Improved Dredged Soil with Steelmaking Slag to Artificial Tidal Flat

著者 (2件)： 本田秀樹 (JFEスチール スチール研) ,  土田孝 (広島大 大学院工学研究院)
資料名： JFE技報
号： 40  ページ： 31-37  発行年： 2017年08月 
JST資料番号： F0229B  ISSN： 1348-0669  CODEN： JGFIAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 浚渫土の有効活用として,鉄鋼製造の副産物である転炉系製鋼スラグと浚渫土を混合したカルシア改質土の用途開発に取り組んでおり,浅場・干潟の造成材,浚渫窪地の埋戻し材や埋立材への適用を考えている。ここでは,人工干潟への利用技術として,人工干潟の修復工法への適用とカルシア改質土を腹付け材とした人工干潟構造を検討した。人工干潟修復工法への適用では,カルシア改質土を用いた修復工法の提案と実規模施工試験を行い,カルシア改質土の有効性を実証した。人工干潟構造の開発では,潜堤の腹付け材にカルシア改質土を用いた新しい人工干潟構造を提案し,遠心模型実験により,従来構造と同等の安定性を有することを確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *製鋼スラグ ,  酸化カルシウム ,  土地造成 ,  浚渫土 ,  安定性 ,  *海洋土木 ,  *資源再生
準シソーラス用語： 干潟造成

分類 (3件)： 製鋼  (WD01060A) ,  資源回収利用  (SC05060V) ,  海洋土木一般  (RC14010P)

引用文献 (9件)：

• (社)日本鉄鋼連盟.「転炉系製鋼スラグ 海域利用の手引き」.2008.
• (一財)沿岸技術研究センター.「港湾・空港・海岸等におけるカルシア改質土利用技術マニュアル」.2017.
• 高 将真,杉原広晃,土田 孝,熊谷隆宏,山田耕一.浚渫土圧入による人工干潟修復方法の実規模実験.土木学会論文集B3(海洋開発).2013,vol.69,no.2.
• 本田秀樹,谷敷多穂,林 正宏,土田 孝,亀山武士,高 将真,杉原広晃,熊谷隆宏.カルシア改質土を用いた人工干潟修復工法の開発.土木学会論文集B3(海洋開発).2014,vol.70,no.2.
• 上野一彦,菊原紀子,山田耕一,渡部要一.浚渫粘性土による人工干潟の造成方法と圧密沈下挙動に関する研究.土木学会論文集B3(海洋開発).2012,vol.68,no.2.

タイトルに関連する用語 (3件)： カルシア改質土 ,  人工 ,  干潟造成