抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:急性ST上昇型心筋梗塞患者の経皮的冠動脈インターベンション(PCI)後の心筋再灌流に対するロスバスタチンの異なる用量の影響を検討する。方法:2014年5月から2017年1月にかけて,第2人民病院でPCIを行った急性ST上昇型心筋梗塞患者120例を選び,乱数表法によりA組,B組,C組とD組に分けた。各群30例、A群患者はそれぞれPCI前後にロスバスタチン20mgを投与し、2週間後に10mgに変更した。B群の患者はそれぞれPCI前後にロスバスタチン15mgを投与し、2週間後に10mgに変更した。C群の患者はそれぞれPCI前後にロスバスタチン10mgを投与した。D群の患者はPCI前にロスバスタチンを投与せず、PCI後にロスバスタチン10mgを投与した。4つの群における冠動脈病変の位置,ステント留置,バルーン拡張の数,バルーンの拡張時間,TIMIグレード,再灌流不整脈の発生率,およびSTセグメント(STR)の比率を比較した。PCI前およびPCI後24時間,7日,40日に,高感度C反応性蛋白質(hs-CRP),インターロイキン6(IL-6),クレアチンキナーゼアイソザイム(CK-MB)および心筋トロポニンT(cTnT)を測定した。4群患者の治療期間中の主な心血管有害事象と不良反応の発生状況を観察した。結果:4群の患者の冠状動脈病変部位は、ステント留置>1枚の患者の割合、バルーンの拡張回数、発病からバルーン拡張までの時間の比較により、以下の結果が得られた。4群のTIMI等級,洞性徐脈の発生率,心室頻拍の発生率,心室性頻拍の発生率,房室ブロックの発生率,STRの割合に有意差は認められなかった(P>0.05). 4つの群の間に有意差はなかった(P>0.05)。【結果】hs-CRPとIL-6の間には,時間と方法の間に有意な相互作用があった(P<0.05)。hs-CRPとIL-6の発現は,時間によって有意に影響された(P<0.05)。【結果】hs-CRPおよびIL-6における主な効果は,有意であった(P<0.05)。PCI後24h、7d、40d、A組の患者hs-CRP、IL-6はB組、C組、D組より低く(P<0.05)、B組、C組の患者hs-CRP、IL-6はD組より低かった(P<0.05)。時間と方法はCK-MBとcTnTの間に相互作用があった(P<0.05)。時間はCK-MB、cTnTにおいて、主な効果が顕著であった(P<0.05)。方法:CK-MB、cTnTにおいて、主な効果は顕著であった(P<0.05)。PCI後24時間、7日、40日に、AグループのCK-MB、cTnTはBグループ、Cグループ、Dグループより低かった(P<0.05)。B,CグループのCK-MB,cTnTはDグループより低く(P<0.05)、4グループの患者の治療期間中の主な心血管有害事象の発生率、不良反応の発生率は比較すると、統計学的有意差がなかった(P>0.05)。結論:異なる投与量のロスバスタチンは急性ST上昇型心筋梗塞患者のPCI後心筋再灌流に対する改善効果は相当であり、安全性は類似しているが、大量のロスバスタチンは患者の炎症反応をより有効に軽減し、患者の心機能を高めることができる。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】