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J-GLOBAL ID:201702275058274758   整理番号:17A0568221

消去学習と関連脳活動に対するNMDA受容体遮断の増強効果はBMIにより調節される

Enhancing Effects of NMDA-Receptor Blockade on Extinction Learning and Related Brain Activation Are Modulated by BMI
著者 (5件):
資料名:
巻: 2017  号: Mar  ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年03月 
JST資料番号: U7035A  ISSN: 1662-5153  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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前頭前野と海馬を含む分散ネットワークは,更新に加えコンテクスト関連の消去学習に関与する。更新は,消去コンテクストが想起コンテクストとは異なる場合に識別された応答の回復を記述する。動物実験は,海馬ではなく前頭前野のN-メチル-D-アスパラギン酸受容体(NMDAR)阻害が消去学習と課題コンテクスト処理を破壊することを示した。しかし,消去学習におけるNMDARのヒトでの研究がなく,その一方でNMDAR阻害は他の学習課題において相反する結果を示す。本fMRI研究は,消去と更新のヒト行動と脳活性化との間の相関に対するNMDARの役割を調べた。健常ボランティアが,同一または新規コンテクストのいずれかにより呈示された獲得済み刺激-結果関連性の消去に先立ち,NMDAR阻害剤であるメマンチンの単回投与を受けた。プラセボ投与群に比べてNMDAR阻害剤投与を受けた被験者において,良好でまた部分的急速な消去学習が認められた。しかしメマンチンは更新には影響しなかった。消去と想起の両方において,メマンチン投与群は消去関連脳領域,特に前頭前野における不活性化を示したが,海馬の活動性は上昇していた。この高い海馬活動は,被験者のBMIと消去エラーへ同様に関連した。著者らの結果はメマンチンの有効な用量関連増強効果を実証し,そしてコンテクスト関連消去学習における海馬NMDARの関与を強調する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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中枢神経系  ,  細胞膜の受容体 
物質索引 (1件):
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