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J-GLOBAL ID:201702275076945445   整理番号:17A1778448

腹側被蓋野および黒質における神経保護遺伝子の発現に及ぼすニコチンの加齢効果【Powered by NICT】

The Age-Related Effect of Nicotine on the Expression of Neuroprotective Genes in Ventral Tegmental Area and Substantia Nigra
著者 (5件):
資料名:
巻:号:ページ: 13-16  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2452A  ISSN: 2332-7685  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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主に中脳の黒質(SN)に位置する,ドーパミン作動性ニューロンの選択的変性はParkinson病の特徴(PD)の一つである。大規模マイクロアレイ実験データは腹側被蓋領域(VTA)とSNドーパミン(DA)ニューロン間で有意に差次的発現といくつかの遺伝子を明らかにした。いくつかの疫学的研究は,PD患者におけるニコチン仲介神経保護を示した。神経保護におけるリポ蛋白質リパーゼ(LPL),下垂体アデニル酸シクラーゼ活性化ポリペプチドおよびガストリン放出ペプチド遺伝子関与の強い証拠に基づいて,本論文では,in vivo動物モデルにおける異なる年齢群(3か月,12か月および24か月)のVTAおよびSNにおけるこれらの遺伝子の発現の面積と年齢特異的ニコチン調節を調べた。著者らのin vivoラットモデルの結果は,これらの遺伝子のうち,LPL遺伝子は高齢年齢層(24カ月)におけるVTAとSN間で有意に差次的発現を有することを示唆した。ニコチン処理は,成人と高齢群で神経保護遺伝子をアップレギュレートしなかった(12および24か月)。高齢者人口におけるLPL遺伝子の差次的発現はVTAとSN内のDAニューロンの異なる生存率に寄与するかもしれない。しかし,ニコチンによるダウンレギュレーションは,これらの遺伝子がPDのリスクを減らすことが知られているニコチン仲介神経保護に関係しているかもしれないことを示唆した。著者らの結果は,ニコチンが神経保護遺伝子発現の調節において重要な役割を果たさないかもしれないことを示唆し,PDにおけるニコチンの役割に新たな洞察を提供した。Copyright 2017 The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  分子・遺伝情報処理 
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