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J-GLOBAL ID：201702275108774792   整理番号：17A0404162

フェニルホスホン酸による鉄上の腐食駆動有機皮膜剥離と糸状腐食の抑制【Powered by NICT】

Inhibition of corrosion-driven organic coating delamination and filiform corrosion on iron by phenyl phosphonic acid

著者 (2件)： Glover C.F. (SPECIFIC, Baglan innovation Centre, Central Avenue, Baglan Energy Park, Baglan, Port Talbot, SA12 7AX, UK) ,  Williams G. (Materials Research Centre, College of Engineering, Swansea University, Singleton Park, Swansea SA2 8PP, UK)
資料名： Progress in Organic Coatings  (Progress in Organic Coatings)
巻： 102  号： PA  ページ： 44-52  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0541C  ISSN： 0300-9440  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 塗膜内のフェニルホスホン酸(H_2PP)添加は鉄表面上の腐食駆動有機皮膜剥離と陽極糸状腐食(FFC)の阻害剤として調べた。大気腐食条件下でその場走査Kelvinプローブ(SKP)実験を用いて,陰極剥離の反応速度に及ぼす有機被覆中に溶解したH_2PPの量の影響を研究した。標準剥離研究における,H_2PPの増加レベルは漸減し,55%までの剥離速度を低下させることを実証した。電解質添加はスクライブ欠陥したが塗膜内のH_2PP添加を現実的なシナリオにおけるより効果的であることを示し,カソード剥離の速度は99%まで低下した。観察される層剥離速度論から,H_2PP添加は下にある鉄と相互作用皮膜下の酸素還元を阻害する界面塩層を形成する阻害機構を提案した。FFC抑制の観点から,しきい値は,確立されている,10%を添加したまたはH_2PPは不十分なブロッキング層によるによるフィラメント伝搬速度Cl~攻撃を高めることが分かった。以下であった。しかし,10%H_2PP添加以上,伝搬は76%までゆっくりとなる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 反応速度 ,  *糸状腐食 ,  フィラメント ,  *鉄 ,  界面 ,  塗膜 ,  *腐食 ,  *皮膜 ,  *層間剥離 ,  速度論 ,  大気腐食
準シソーラス用語： 酸素還元 ,  陰極剥離 ,  Kelvinプローブ , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 塗料の性質  (YJ03020Q) ,  防食  (WB03040M)

物質索引 (1件)： フェニルホスホン酸

タイトルに関連する用語 (5件)： フェニルホスホン酸 ,  鉄 ,  腐食 ,  有機皮膜 ,  糸状腐食