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J-GLOBAL ID：201702275145762832   整理番号：17A0562471

トンネル新技術への挑戦(18)-小断面シールドによる大断面トンネルの分割構築-

著者 (6件)： 菱田博之 (大成建設) ,  吉富幸雄 (大成建設) ,  中村佳大 (鹿島建設) ,  西岡和則 (鹿島建設) ,  日野義嗣 (大林組) ,  居相好信 (大林組)
資料名： トンネルと地下  (日本トンネル技術協会誌)
巻： 48  号： 5  ページ： 401-411  発行年： 2017年05月01日 
JST資料番号： S0644A  ISSN： 0285-631X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 小断面シールドの分割施工により非円形大断面トンネルを構築する3つの工法を紹介した。1)ハーモニカ工法マルチタイプは,2m角の掘進機複数台を縦横自在に組合わせた工法である。未切削部を発生させず,あらゆる地盤に適用できる。圏央道管渠工事での施工概要を紹介した。2)R-SWING工法は,掘削機のユニット化により工期短縮・工事費縮減を可能にした。都心に適応することを主目的とし,地下鉄連絡通路の構築を紹介した。3)自由断面分割シールド工法は,先行シールドを用いて複雑形状のトンネルを構築する。高速道路オフランプにおける先行シールド・断面変化への対応・躯体構築を紹介した。さらに,上記3工法における残された課題について述べた。

シソーラス用語： *トンネル断面 ,  *大口径 ,  *シールド工法 ,  *要素分割 ,  多角形 ,  不規則形態 ,  品種選定 ,  管渠工事 ,  掘削機 ,  工期 ,  建設費 ,  連絡通路 ,  ランプウエイ ,  改良
準シソーラス用語： *大断面トンネル ,  非円形

分類 (2件)： トンネル工事  (RC05031E) ,  建設の機械化  (RA07020K)

引用文献 (5件)：

• 日本トンネル技術協会,シールド技術変遷史,pp.4-38-4-39,2016.3.
• 菱田博之・山田亨・片桐年弥:ハーモニカ工法マルチタイプの施工実績,土木学会年次学術講演会,第71回,VI-363,pp.725-726,2016.
• 加藤哲・江原豊・宮元克洋・丹下俊彦:最小土かぶり3.6mで高速道路を横断するトンネルを分割シールドで施工,東関東自動車道 谷津船橋インターチェンジ,トンネルと地下,Vol.45,No.5,pp.15-23,2014.5.
• 志農和啓・加藤哲・日野義嗣・村上真也:高速道路直下における小土被り矩形シールドトンネルの施工について,第67回土木学会年次学術講演会,VI-160,pp.319-320,2012.
• 加藤哲・江原豊・丹下俊彦・宮元克洋:小断面シールドの切開きによる躯体構築施工,第68回土木学会年次学術講演会,VI-222,pp.443-444,2013.

タイトルに関連する用語 (4件)： トンネル ,  シールド ,  大断面トンネル ,  構築