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J-GLOBAL ID：201702275175113852   整理番号：17A1087276

超高速液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析を用い,誘導体化と改変QuEChERS法を利用した果実中の残留マンゼブの測定

Determination of mancozeb residue in fruit by derivatization and a modified QuEChERS method using ultraperformance liquid chromatography-tandem mass spectrometry

著者 (5件)： XU Guofeng (CAAS, Liaoning, CHN) ,  NIE Jiyun (CAAS, Liaoning, CHN) ,  LI Haifei (CAAS, Liaoning, CHN) ,  YAN Zhen (CAAS, Liaoning, CHN) ,  CHENG Yang (CAAS, Liaoning, CHN)
資料名： Analytical & Bioanalytical Chemistry  (Analytical & Bioanalytical Chemistry)
巻： 409  号： 21  ページ： 5057-5063  発行年： 2017年08月 
JST資料番号： E0425B  ISSN： 1618-2642  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 殺菌剤であるマンゼブは,果樹に農薬として散布されるが,マンゼブを溶解する溶媒の種類が少ないため,果実中に残留したマンゼブの分析は難しい。本研究では,マンゼブの誘導体化を行うことにより,迅速に定量分析を行える方法を開発した。ここでは,リンゴやモモ等の5種の果実を試験試料とし,これらの果実マトリックスにマンゼブを添加した試料の分析を行った。試料の破砕液中で,ヨードメタンとの反応により,マンゼブをジメチルエチレンビスカルバメートに変換し,改変したQuEChERsで抽出を行い,UHPLC-MS/MSで検出を行った。結果として,5種の果実マトリックス中で,1.0~3.2μg/kgの検出限界によりマンゼブを分析することが可能となった。

シソーラス用語： 誘導体化 ,  前処理 ,  *果実【器官】 ,  食品分析 ,  農薬分析 ,  *HPLC-MS分析 ,  タンデム質量分析 ,  カルバミド酸エステル ,  リンゴ ,  モモ ,  ブドウ ,  ミカン科 ,  バナナ ,  *ジチオカーバメート系殺菌剤 ,  有機硫黄化合物 ,  ジアミン ,  脂肪族ヨウ素化合物
準シソーラス用語： QuEChERS法 ,  UHPLC-MS/MS ,  カルバマート ,  柑きつ ,  残留農薬分析

分類 (3件)： 有機化合物の各種分析  (CC08034J) ,  微生物に対する農薬  (FB06040Q) ,  果実とその加工品  (FJ11030Z)

物質索引 (3件)： マンゼブ ,  ヨードメタン ,  エチレンビス(ジチオカルバミド酸メチル)

タイトルに関連する用語 (7件)： 高速液体クロマトグラフィー-タンデム質量分析 ,  誘導体化 ,  改変 ,  QuEChERS法 ,  果実 ,  残留 ,  マンゼブ