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J-GLOBAL ID:201702275177341852   整理番号:17A0522075

非対称的に官能化した抗体-金ナノ粒子は安定な抗原-集合二量体を形成する

Asymmetrically Functionalized Antibody-Gold Nanoparticle Conjugates to Form Stable Antigen-Assembled Dimers
著者 (3件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 38-42  発行年: 2017年01月 
JST資料番号: W0169A  ISSN: 1043-1802  CODEN: BCCHES  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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これまでの修飾金ナノ粒子(AuNP)に基づくバイオ分子の検出は洗浄を含む多段プロセスで検出限界が低い欠点があった。本報で著者らは清浄なガラス基板表面のOH基をAPTESと反応させて-NH2化したのちAuNPをその表面に物理吸着させ密に充填した単層を形成した。AuNPのガラス基板固定面と反対側にウシ血清アルブミン(BSA)を吸着させて不動態化処理し,ガラス面からヤギanti-マウスIgGポリクローナル抗体存在下に超音波処理して離脱させると,AuNp露出面はIgG抗体を吸着し,BSAと抗体で非対称的に官能化された抗体-AuNP表面複合体を得た(径80nm)。ガラス基板なしのpH=8.5におけるのと同様な操作で対称的に修飾したAuNPも調製した(径83.6nm)。PBS溶液中での紫外可視吸収を測定し,両複合物ともに特性的プラズモン吸収ピークは4nmシフトし,長波長域に集合体で見られる吸収は認めなかった。両複合体にマウスIgG抗原を加えると,抗原-抗体反応により2h後に非対称置換体は二量体(径136nm),対称置換体は多量体クラスタ(径100nm)を形成し,24h後には対称置換体の径は750nmまで成長したが非対称置換体の径は200nmでとどまった(抗原によりコントロールされた安定な集合)。
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分類 (3件):
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無機化合物一般及び元素  ,  抗原・抗体・補体の生化学  ,  高分子溶液の物理的性質 
物質索引 (1件):
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