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J-GLOBAL ID:201702275205438864   整理番号:17A1453277

熱エネルギー貯蔵のための銅発泡体/水和塩複合材相変化材料の実験的研究【Powered by NICT】

Experimental investigation on copper foam/hydrated salt composite phase change material for thermal energy storage
著者 (4件):
資料名:
巻: 115  号: PA  ページ: 148-157  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0390A  ISSN: 0017-9310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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相変化材料(PCM)としての水和塩に基づく潜在的熱エネルギー貯蔵は,比較的小容量では大エネルギーを貯蔵する可能性がある。しかし,相分離,高い過冷却度と低熱伝導率の問題は,水和塩の一般的な欠点であり,したがって,それらのエネルギー貯蔵への応用が制限されている。本研究では,酢酸ナトリウム三水和物(SAT)の水和塩は最初に相分離と過冷却度問題を解くための目的で添加剤を用いて修飾し,次に銅発泡体/水和塩複合PCMは支持マトリックスは,低い熱伝導率を克服するために,PCMと銅発泡体修飾SATを用いて作製した。改質SATと銅発泡体/SAT複合PCMの熱物理特性と熱特性を示差走査熱量計(DSC),HotDisk熱定数分析器と実験室規模の実験装置を用いて試験し,解析した。DSC分析は,増粘剤と2.0wt%ジナトリウム水素ホスファート十二水和物(DHPD)として核形成剤として0.5wt%のカルボキシメチルセルロース(CMC)の添加剤で改質したSATは相分離を避けるために最良の性能を持つことを示した。サイクル試験は改質SATが良好な熱安定性を有し,その過冷却度が3°Cより低いことを明らかにした実験結果は,銅発泡体/SAT複合PCMの有効熱伝導率は,純粋なSATのそれよりも約11倍高いことを示し,体積熱貯蔵エネルギー密度は467MJ/m~3と高く,この値は従来の水タンクの2.2 2.5倍であった。結果は,銅発泡体/SAT複合PCMは,その良好な熱安定性,低過冷却度と高い熱伝導率のために熱エネルギー貯蔵のための有望な相変化材料であることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
エネルギー貯蔵  ,  相変化を伴う熱伝達 

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