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J-GLOBAL ID：201702275237979818   整理番号：17A1407296

多発性硬化症と統合失調症

Multiple Sclerosis and Schizophrenia

著者 (1件)： ARNETH Borros M. (Justus Liebig Univ. Giessen, Giessen, DEU)
資料名： International Journal of Molecular Sciences (Web)  (International Journal of Molecular Sciences (Web))
巻： 18  号： 8  ページ： WEB ONLY  発行年： 2017年08月 
JST資料番号： U7038A  ISSN： 1422-0067  CODEN： IJMCFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 健康の精神医学的および神経学的側面は,疾病の診断と治療において方法論的課題を提示する可能性がある。これは,その症状が多発性硬化症(MS)と統合失調症(SCZ)の共存を示す患者に特に当てはまる。これらのケースは,心と脳の間の関係に関する重要な疑問をもたらす。研究は,MSを有する患者がSCZまたは双極性障害(BD)を発症する高いリスクを有することを指摘している。ここでは,MSとSCZのサブグループが類似の病因を有することを提案する。性,民族性,地理と季節などの要因も,MSとSCZの発症に影響を有する。本論文は,SCZとMSの間の相違点と類似点について検討することを目的とする。この目的のために,これらの疾患に関連する種々の因子を検討する科学論文をレビューし,遺伝的,免疫学的,季節的,地理的,および性に関連するリスク要因における類似点と相違点,そして2つの疾患の間の民族的要因における限定された類似点を特定した。本知見は,これらの2つの疾病のサブグループが同じ種類の疾患に属する可能性があることを示唆する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *多発性硬化症 ,  *統合失調症 ,  危険因子 ,  民族 ,  自己免疫病 ,  自己抗体 ,  方法論 ,  *治療法 ,  *診断 ,  双極性障害
準シソーラス用語： 躁うつ病 ,  抗グルタミン酸受容体抗体

分類 (1件)： 免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  (GD04010C)

タイトルに関連する用語 (2件)： 多発性硬化症 ,  統合失調症