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J-GLOBAL ID:201702275319170179   整理番号:17A1715170

心臓におけるグルコースからの乳酸生産の速度はグルコースの重水素化によって変化しない【Powered by NICT】

The rate of lactate production from glucose in hearts is not altered by per-deuteration of glucose
著者 (14件):
資料名:
巻: 284  ページ: 86-93  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0079D  ISSN: 1090-7807  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,過重水素化グルコースは解糖を介し,グルコースパスとして速度論的同位体効果(KIE)を示し,さらにトリカルボン酸(TCA)サイクルにおける酸化されたかどうかを決定するために設計した。重水素化グルコースの代謝は潅流ラット心臓の二群で検討した。対照群は[U-~13C_6]グルコースと[1,6-~13C_2]グルコースの1:1混合物を供給したが,実験群は[U-~13C_6,U-~2H_7]グルコースと[1,6-~13C_2]グルコースを投与した。組織抽出物は~1H,~2Hおよびプロトンデカップル~13C NMR分光法によって分析した。~2H~13Cスカラー結合と化学シフト同位体効果は乳酸,アラニンとグルタミン酸のプロトンデカップル~13C NMRスペクトルで観察された。乳酸への[U~13C_6]グルコースと[1,6-~13C_2]グルコースの変換速度の小さいが測定可能な(~8%)差はアルドラーゼ反応におけるCC結合開裂の速度を反映しているらしいが,乳酸への[U~13C_6]グルコースと[U-~13C_6,U-~2H_7]グルコースの転化率は差がなかった。これはグルコース中の重水素の存在は解糖流量を変化させないことを示した。しかし,アラニンへのグルコースの代謝とTCA中のグルコースの酸化に及ぼす重水素化の二つの明確な影響が見られた。最初に,アラニンはアラニンアミノトランスフェラーゼ反応における溶媒プロトンとメチル重陽子の交換を受ける。第二に,アラニン及びグルタミン酸への〔U~13C_6,U-~2H_7]グルコースの代謝の実質的な速度論的同位体効果である。[U-~13C_6,U-~2H_7]グルコースの存在下で,アラニン,乳酸,ピルビン酸の同じプールと迅速に交換しなかった。これらの研究は,過分極[U~13C_6,U-~2H_7]グルコースから過分極~すべくの出現は重水素速度論的同位体効果によって大幅に影響を受けないことを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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